漫画
“意表突きまくりのお土産”に涙 孫思いの祖母を描いた漫画に称賛の声 「素敵なお母さん! 最高です」
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会うのを自粛していた母からの連絡にスイーツを期待するも…
外食ができない分、コンビニスイーツなどささやかな幸せが身にしみる今日この頃……。先行きが不透明で暗い気持ちになりがちなご時世のため、こんな時はちょっとした贈り物をもらったりすると喜びもひとしおですよね。母からのお土産に期待しすぎて、涙を飲むことになってしまったエッセイ漫画が話題になっています。先日、電子書籍「カラフル男子牧場 -ADHD長男とお調子者次男の兄弟物語」が発売されたばかりの作者、ラム*カナ(ramukana1234)さんに、話を聞きました。
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人気ブログ「アホ男子牧場」で、ADHDの長男と、兄を慕う次男、穏やかなご主人、そして同じ町内に暮らす両親などとのにぎやかな生活を綴る作者。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大後は、近所に住む両親とも会うのを自粛しているそう。そんなある日、母から「買い物ついでに近くまで来たから、玄関にお土産を置いといたよー」と連絡が入ります。買い物ついでにお気に入りのスイーツでも買ってきてくれたのではないかと、すっかりテンションが上がる作者。期待を胸に作者が喜び勇んで玄関先を確認しに行きます。
するとびっくり仰天! 何と母からのお土産とは、大量のトイレットペーパーの芯。作者にとっては「意表突きまくり」だったというこのお土産ですが、2人の息子たちは大喜びだったそうです。
「ばぁば、わかってるぅ~」と、芯を前に小躍りする2人。意外すぎるお土産に、「素敵なお母さん!最高です」「くうっ! 娘より孫がかわいいのか、、」(※原文ママ)「予想できませんでした お母さま最高です」など、母を称賛する声があふれました。
作者によると、実は以前、実家へ子どもたちと遊びにいった際、息子さんがゴミ箱に捨てられていたトレットペーパーの芯を拾い「ばぁば、これもらっていい?」と聞いたことがあったそう。それからというもの、いつもトイレットペーパーやラップの芯などを孫たちのために取っておいてくれるようになったのだとか。
一斉休校で時間を持て余していた子どもたちでしたが、祖母からのお土産のおかげで工作に精を出し、次男は芯をうまく切ってタコを作ったり、長男は芯をつなげて力学運動連鎖を起こす装置のようなものを作ったりして楽しんだそうです。
(Hint-Pot編集部)