大好きな愛猫とは、いつまでも一緒にいたいと思うもの。それでも、別れの時は来てしまいます。X（ツイッター）では、23歳という高齢で“お空に引っ越し”したねこについての投稿が、2.2万件もの“いいね”を集めて話題になっています。投稿された写真には、赤い座布団に横たわるシニアねこと、愛情たっぷりのお弁当が写っており、多くの人の心を打っています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

　◇　◇　◇

“お空に引っ越し”した23歳のシニアねこ

「はるちゃんニャ。23歳になったニャ。今日、赤座布団に乗ってお空に引っ越ししたニャ。ママがお弁当をたくさん持たせてくれたから、お空のみんニャと食べるニャ
地上のみんニャ～！　みんニャの病気は、はるちゃんがお空に持っていくニャ。代わりにご長寿バトンを渡すから長生きしてニャ　またニャ！」

　そんなコメントとともに投稿された2枚の写真。1枚目には、落ち着いた表情で、赤い座布団に横たわるキジトラねこが写っています。大切に育てられてきた様子が感じられる、愛情あふれる一枚です。

　2枚目には、ダンボールの中に入った6種類のお弁当が並んでいます。中身はカリカリのドライフード、しっとりとしたペースト状のごはん、シラスやボール状のフードなど。オレンジと白のチェック柄のカップに分けて入れられ、彩りも食感も豊かで愛情のこもった内容です。

　この投稿がXに公開されると、2.2万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「はるちゃん！　バトンありがとう！　うちも、もう少しだけ頑張りますよ。いつかお空で会えるかな……」「少し休憩したら、少しお空を楽しんだら早くママのところに帰ってくるんだよ」「幸せな“猫生”をお疲れ様でした　手紙にごはんに、たくさん持たせてもらって良かったね　はるちゃん、また遊びにきてね」など、心を打たれた人からの声が寄せられています。