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イギリス人「誰もそんなことしていない」 日本で目撃した衝撃の光景 母国とは違う日本のマナーとは
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日本人が見せる、公共の場での秩序ある振る舞いに驚く外国人観光客は少なくありません。2週間の日本旅行を終え帰国を控えたイギリス人女性2人は、イギリスでは当たり前なのに、日本では誰もやっていないある行動に気づいて驚いたといいます。それはいったい、なんだったのでしょうか。
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2週間で各地を楽しんだ充実の旅
友人のハナさんとともに、初めて日本を訪れたというイギリス人のステイシーさん。2週間滞在し、京都や大阪、奈良、広島の宮島、金沢、長野、東京をめぐりました。
「ずっと来てみたいと思っていたの。友達の両親が日本に来たことがあって、すごく良かったらしいというのを聞いたのもあって。それにイギリスとは全然文化が違うよって。でも、それをすごく楽しんでいるようだった」
ステイシーさんは、日本の街中にゴミ箱が少ないことは事前に知っていたそう。ゴミは持ち歩くようにしていたものの、イートインスペースがないなどの理由で、食べるのをあきらめる場面もあったのだとか。そんなとき、イギリスとの違いに気がつきました。
電車内で飲食している人がいないことにびっくり
「ゆっくり座って食べたり飲んだりする時間はないけれど、何か口にしたいときもあるでしょう? イギリスならスターバックスで買って、そのまま電車に乗るのが普通なの。でも、日本だと誰もそんなことしていない。だから電車内での飲食はあまりしてはいけないことなんだなって思ったわ」
確かに日本では、通勤電車や地下鉄の車内で飲食する人はほとんど見かけません。これは、においや音、こぼしてしまうリスクなど、周囲の人への配慮から生まれた暗黙のルールといえるでしょう。
ただし、日本でも新幹線や特急列車など長距離移動の車内では、駅弁を食べたり飲み物を楽しんだりする光景は日常的です。外国人観光客からも、日本の駅弁は旅の思い出のひとつとして人気を博しています。
初めての日本旅行を満喫したふたり。日本独特の思いやりの文化も、きっと素敵な思い出として持ち帰ることでしょう。
(Hint-Pot編集部)
