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「バルセロナでは考えられないほど!」 スペイン人カップルが日本で感じた驚き…「違いを感じた」こととは
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日本を訪れる外国人観光客が、驚き、感動するのが、日本の「日常」のあり方です。スペイン・バルセロナから初めて日本を訪れたカップルも、到着してすぐに、日本独特の雰囲気に大きな衝撃を受けたといいます。いったい、何に驚いたのでしょうか。
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憧れていた日本への旅
スペイン・バルセロナからやってきた、ホセさんとカテリーナさん。初訪日の今回は11日間の滞在を予定しています。東京のほか、高山や大阪、京都、奈良、鎌倉をめぐる予定です。
ホセさんとカテリーナさんにとって、日本旅行は長年の夢だったそう。「前からの夢で、ずっと旅行に来たいと思っていたの。日本の国や文化、建築、食などに興味があってね」と、ホセさんはうれしそうに話してくれました。
到着してすぐに感じた大きな違い
そんなふたりが、東京に到着してすぐに驚いたことがあるといいます。それは、街の静けさでした。
「日本はとても静かだね。バルセロナでは考えられないほど!」
日本は、電車の中など公共の場では会話は控えめにするのがマナーです。また、街中でも、車のクラクションが鳴り響くことは少なく、ホセさんはにぎやかなバルセロナの街の雰囲気とは、まったく異なる光景に驚いたそうです。
日本のほうが人口が多いのに犯罪は少ない
そして、ホセさんが「一番違いを感じたのは安全面」でした。
実際、統計を見てもその差は明らかです。外務省が公開している「スペイン 安全対策基礎データ」によると、2024年のスペインの一般犯罪件数は約246万件。一方、警察庁が発表した同年の日本の刑法犯認知件数は約74万件です。人口がスペインの約2.6倍であるにもかかわらず、日本の犯罪件数は3分の1以下なのです。
静けさと安全さ。それは日本で暮らす人にとっては、ごく“当たり前”のことかもしれません。しかし、海外から訪れる旅行者にとっては、日本を特別な場所に見える大きな要素のようです。
(Hint-Pot編集部)
