日本の豊富な食文化は、世界中から訪れる観光客を魅了し続けています。YouTubeチャンネル「LTブログ」を運営し、名古屋で暮らすドイツ人YouTuberのレナさん。密着企画に登場した、ドイツから訪れた3人家族が、ある日本料理を前に大興奮しました。母国の伝統料理と比較しながら、その味わいに感動を覚えたといいます。いったい、どんな反応を見せたのでしょうか。

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名古屋の街で迎えた夕食の時間

　ドイツからやってきた母のサンドラさん、娘のリアナさん、そして父のマティアスさんを、トンカツ専門店へと案内したレナさん。ドイツにも「シュニッツェル」というトンカツによく似た料理があるため、リアナさんは「日本版シュニッツェルを審査します」と宣言しました。

　3人はそれぞれ、トンカツ定食を注文。最初のひとくちを味わったマティアスさんは、「本当においしい」と目を輝かせました。

　そして、ソースが入った小皿にごはんを入れて食べ始めるほど、ソースの味が気に入った様子。「ごはんをソースにつけて食べているの？　日本人はそんなことしないかな」と、レナさんも思わず驚いたようです。

　行儀が悪いことをしてしまったと思い、「申し訳ない」と慌てて箸を止めるマティアスさん。レナさんは「ソースがおいしすぎるからしょうがない」とすかさずフォローします。そして、レナさんから、キャベツにソースをかけることを説明されると、マティアスさんは「キャベツには許されるんだ」と興味深そうに反応しました。

　最後まで存分に堪能した一家。リアナさんはシュニッツェルと比較しながら、日本のトンカツの素晴らしさを熱弁します。

「ドイツのシュニッツェルとは比べものにならないよ。サイズも食べやすさも日本が上。ソースも種類があって、肉は本当にやわらかくて、信じられないほどおいしかった」

　日本の丁寧な仕事が生み出すやわらかな肉質、そして多様な味わい方。トンカツという一皿に込められた日本の食文化は、ドイツから来た一家の心を強くとらえたのでした。

　動画のコメント欄には、「日本満喫してほしいです」「みなさん、おいしいと喜んでくれてうれしいです」「楽しくおいしく食べるのが一番いい」といった声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）