カルチャー
「フォークよりも食べやすい」 ノルウェー人が初めての日本で感動 機能性に驚いた意外なものとは
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日本を訪れた外国人にとって、日本での食事は新鮮な体験のひとつです。慣れ親しんだ母国のスタイルとは異なるため、最初は戸惑っても、やがてその魅力に気づく人も多いようです。ノルウェーから日本を訪れた女性も、日本での食事中に思わぬ発見をしたといいます。いったい、どのような気づきだったのでしょうか。
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際審査員として初来日
クリスチャンサン国際子ども映画祭のプログラムマネージャーを務めるマリオン・ロスト・ハイムルンさん。東京で10月31日から11月4日まで開催されるキネコ国際映画祭に、国際審査員の一人として招かれ来日しました。日本へ来るのは今回が初めてで、14日間の滞在を予定しています。
「ノルウェーとはかなり違うと感じるけれど、とても秩序正しいし、人々はとても親切だと感じます。とくに会釈をたくさんしてくれるでしょう? 歓迎されている感じを受けますね」
映画祭のあとには、念願だったジブリパークを訪れる予定とのこと。「チケットが奇跡的に取れたの! 5分後にはもう完売していたから、とてもラッキー」と目を輝かせました。
初めて使う箸 思ってもみなかった発見
そんなマリオンさんが、日本で感動したことのひとつが、食事で使う「箸」の便利さでした。マリオンさんは、今回初めて箸を使って食べることに挑戦したといいます。
「メニュー名はわからないのだけれど、たくさん日本食を食べました。麺料理もあったし、魚料理もたくさん! 自分ではけっこう上手に箸を使えたと思っているのだけれど、どうかしら(笑)」
とくに印象的だったのは、サラダを食べたときの体験でした。
「正直、フォークよりも食べやすいと感じたわ。きちんと野菜をつかめるもの」
フォークでは刺しづらい葉物野菜も、箸なら簡単に挟んで持ち上げることができます。マリオンさんは、その“つまむ”という感覚に新鮮な驚きを覚えたようです。
「今回は時間がなくて、行ってみたかった広島を訪れることはできないの。また次の日本訪問のときはぜひ行きたいわ」
すでに次回の訪日も考えている様子のマリオンさん。残りの滞在でも、箸を使いこなしながら、さらに多くの日本の味を楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
