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どうぶつ

「隠れているつもりです」 柴犬の謎行動→丸見えなのになぜ? 飼い主が明かした驚きの真実とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

かっこいいポーズをとる太郎くん【写真提供:柴犬太郎(@tarokusho)さん】
かっこいいポーズをとる太郎くん【写真提供:柴犬太郎(@tarokusho)さん】

 隠れているつもりでも周りからは丸見え――。いぬがそんなかわいらしい仕草を見せるとクスリと笑ってしまいますよね。X(ツイッター)では植物にまたがり、まるで隠れているかのような姿勢をとる柴犬の姿が話題となっています。いったい、なぜこんな不思議なポーズをとっていたのでしょうか。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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広い広場で丸見えの柴犬

「太郎空将は隠れているつもりです」

 そんなコメントとともに投稿された写真には、芝生が広がる公園にいる1匹の柴犬が写っています。柴犬は低木にまたがり、腰のあたりが細長い枝葉で隠れています。体のほとんどは隠れておらず、周りからは丸見えの状態です。

 この微笑ましい光景がXに投稿されると、2.7万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「すごいポジションですね」「見つかる未来しかないやん……(笑)」「尻を隠して頭隠さずどころでは……」など、愛らしい姿に多くの人が心を奪われています。

実は隠れているつもりではない太郎くん

植物にまたがる太郎くん【写真提供:柴犬太郎(@tarokusho)さん】
植物にまたがる太郎くん【写真提供:柴犬太郎(@tarokusho)さん】

 話題になっているのは、柴犬の男の子「太郎」くん。2015年4月5日に飼い主さんのもとへ迎えられてから、今年で10年です。太郎くんはこれまで、自衛隊の広報イベントなどにたびたび参加しており、自衛隊地方協力本部の公式SNSアカウントに登場したこともあるのだとか。

 今回の写真が撮影されたのは、太郎くんの普段の散歩コースでの出来事でした。奈良県にある唐古・鍵遺跡史跡公園は、弥生時代の環濠集落跡として知られる歴史ある場所です。広々とした芝生エリアもあり、お散歩にはぴったりのスポットです。

 投稿で「隠れているつもりです」とコメントした飼い主さんですが、実際には「太郎は隠れているつもりではないと思います」と笑います。実は、太郎くんは普段から、おしりを草や街灯のポールなどにくっつけるのが好きで、そこで用を足すこともよくあるそうです。

 今回の低木にまたがる姿も“隠れる”ためではなく、太郎くんなりに落ち着くポジションを見つけただけなのかもしれません。それでも、結果的に生まれた微笑ましい光景は、多くの人の笑いを誘いました。

※現在、唐古・鍵遺跡史跡公園では、ペット可能エリアと禁止エリアが分かれています。この写真の撮影時点では全面ペットOKでしたが、現在この場所はペット禁止エリアになっています。

○取材協力:柴犬太郎(@tarokusho)さん

(Hint-Pot編集部)