夏休みの風物詩のひとつといえば、早朝に公園で行われるラジオ体操。子どもたちが眠い目をこすりながら集まる光景は、多くの人にとって懐かしい思い出でしょう。X（ツイッター）では、ラジオ体操に参加する柴犬が5万件もの“いいね”を集め、話題になっています。なぜか“そっち側”で堂々と伏せをする姿に、多くの人が癒やされているようです。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

　◇　◇　◇

ラジオ体操の“そっち側”で伏せをする柴犬

「朝のラジオ体操　うちの子がまさかのそっち側に」

　そんなコメントとともに投稿された写真には、朝のラジオ体操に参加する人々が写っています。体操着やユニフォーム姿の子どもたちと大人が輪になって、広々とした公園の石畳の上に並ぶなか、注目すべきは中央やや手前にぽつんと寝そべっている柴犬です。体操に参加している人たちと向かい合うような位置で、指導者側で伏せをしています。

　この微笑ましい光景がXに投稿されると、5万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「は～い、参加した人には鼻スタンプ押すから並んでね～」「ラジオ体操第3　ひたすら伏せる運動」「ワンワンインストラクター」「みんなー、しっかりやるんだぞ」など、まるで柴犬が指導者として参加しているかのようなユーモアあふれるコメントが、数多く寄せられています。