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「グルテンフリーの食事を必要としている」→「これから行こうと…」 ドイツ人女性が日本で安心して食べられる食事とは
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世界中の人々を魅了する日本食。訪日する外国人観光客にとって、日本での食事は旅の大きな楽しみのひとつという人も少なくありません。一方で、食習慣や健康上の理由で食べられるものが限られる人にとっては、選択に悩むこともあるようです。ドイツから初めて日本を訪れた女性も、日本での食事に工夫が必要だといいます。いったい、どんな日本の食事を楽しんでいるのでしょうか。
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2か月の長旅 クルーズ船で日本各地をめぐる夫婦
ドイツ・ミュンヘン近郊からやってきたブリジットさんとエドワードさん夫妻。湖畔に立つホテルのオーナーでもあるふたりは、現在2か月の長旅の途中で、日本に来るのは初めてだといいます。ふたりは釧路や青森、神戸、福岡、横浜と数々の港を寄って、そのあとはソウルからまたアメリカに戻る予定です。途中、5日間は船から降りて東京に泊まっています。
「もう仕事はリタイアしているので、長い旅に出ることができるの。今回はドイツからアメリカに飛んで、シアトルからクルーズ船に乗りました。日本をまわるプランだったから選んだんです」と、ブリジットさんは充実の旅程を教えてくれました。
リタイア後の自由な時間を使い、クルーズ船で日本各地の港をめぐる旅。念願の初訪日を存分に楽しんでいるようです。
「私はグルテンフリーの食事を必要としているので」
そんななかでブリジットさんは、日本での滞在中、食事については少し工夫が必要だそう。グルテンフリーの食事を必要としているため、食べられるものを慎重に選んでいるといいます。
「私はグルテンフリーの食事を必要としているので、朝食はスーパーで調達が必要かなと思っています。クルーズ船だと、グルテンフリーのメニューが毎食多く用意されているんですが、ホテルの朝食で専用のメニューまではないので」
クルーズ船では充実したグルテンフリーのメニューに恵まれていたものの、ホテルでは自分で食材を探す必要があると話します。
「日本はお米やそばがあるので、うまく探せればと思っていますが、醤油はすべてがグルテンフリーではないので、聞きながらですね。今日はこれから、そばを食べられるお店に行こうと思っています」
小麦を使わない米やそばといった日本の伝統的な食材は、グルテンフリーの食事を必要とするブリジットさんにとって心強い選択肢となっているようです。残りの滞在でも日本ならではの食材を楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
