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「敵うわけないと思っていた」→「余裕で超えてきた」 フランス人シェフが“秒”で心変わり 衝撃的だった日本のお酒とは
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繊細な技術と高い品質で、世界中の人々を魅了する日本の蒸留酒。フランス人YouTuberのオレリアン・プダさんは、人気企画「日本vs世界」シリーズで、フランス人シェフに大好きなお酒を飲み比べてもらうことにしました。当初、シェフは日本が世界に「敵うわけがない」と思っていましたが、いざ飲み比べてみると、結果はまさかの逆転。印象が一変したお酒とはなんだったのでしょうか。
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フランス人シェフが驚いた日本の実力
東京・代官山にあるフレンチモダンカフェ「シャルルアンリ」のオーナーシェフ、シャルルアンリ・ルブーグさん。パリのジョエル・ロブションをはじめ、世界各国の星付きフレンチレストランで腕を磨いてきた経歴の持ち主です。オレリアンさんはそんなシャルルさんに、日本のものと海外のものを味比べしてもらう「日本vs世界」シリーズを展開しています。
今回は、シャルルさんも大好きだという「ジン」を飲み比べてもらうことに。知名度が同じくらいで、同価格帯のものを選びました。
まずは、飲み慣れたスコットランドのジンを試飲。安定のおいしさを確認すると、いよいよ日本のジンを口にします。
シャルルさんはひとくち含むと、「あ~」と吐息が漏れました。そして、「繊細。上品で少し甘い」とうっとりとした表情に。すらすらと評価を語り始めますが、予想をくつがえされたためか、思わず「マジでうまいぞ」と、怒気を含んだような驚きと感嘆の声を上げました。
さらに、「ヘンドリックス(スコットランドのジン)に敵うわけないと思っていた。ヘンドリックス一筋で愛してたのに、余裕でヘンドリックス超えてきたやん」とべた褒め。オレリアンさんも思わず笑ってしまうほどです。「いやまじ、秒で超えてきたww」とシャルルさんの熱弁が続きました。
カクテルにするとまた味わいが変わるかもしれないと前置きしつつ、ストレートで飲んだときの予想外のおいしさに「これは正直、本当に驚いたよ……」とシャルルさん。その言葉を裏づけるように、グラスに注がれたジンを飲み干しました。
日本の蒸留酒づくりは、海外からも注目を集めています。とくに近年ではジンが話題となり、日本独自のボタニカル(柚子、山椒、桜など)を使用した繊細で香り高い味わいが人気を博しています。日本の蒸留技術と素材へのこだわりが、専門家や酒愛好家の間で高く評価されつつあります。
動画のコメント欄には、「手放しで称賛より『なんだこれうまいじゃねぇか』ってちょっとキレてるくらいのほうが説得力ある(笑)」「味に対して正直なの料理人のプライドを感じる」「日本のジンを口にした瞬間の反応が(笑)。一瞬で気持ちを持っていかれたのがわかっておもしろい」「途中で壊れちゃってておもしろすぎ(笑)」などの声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)
