カルチャー
「やっぱり小さい!」 チェチェン人が日本で実感したこと 「知っていても」と驚いたものとは
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日本から遠く離れていても、その文化や習慣に魅力を感じ、長い時間をかけて訪れてくれる外国人観光客。チェチェン共和国から3つのフライトを乗り継いでやってきた男性も、日本で多くの発見をしたといいます。そのなかで、ひとつだけ予想以上に驚いたことがありました。いったい、なんだったのでしょうか。
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3つのフライトを乗り継いで
黒海とカスピ海の間に位置するチェチェン共和国から、3つのフライトを乗り継ぎやってきたアダムさん。兄と友人の3人で、2週間の旅です。東京各地を観光したあと、京都と大阪を訪れます。
「人もテクノロジーもグッド。あと、とにかく街がクリーン、クリーン。清潔ですよね。新しいことを学びたくて日本に来たのですが、遠くても、それに値する価値があります」
アダムさんは、日本での滞在を心から楽しんでいるようです。
規律と自由のバランス
アダムさんは滞在中、日本と自国との共通点を見出したといいます。
「日本の習慣は、チェチェン共和国の伝統と共鳴するものがあるんです。とくにお年寄りを敬うところ。子どもへの接し方なんかも、地下鉄やバスで見て、そう感じています」
その一方で、実際に体験して驚いたことがあったそうです。
「ホテルの部屋が小さいこと。知っていても『やっぱり小さい!』とびっくりしました」
日本について、事前に下調べを十分にしてきたアダムさんでも、母国のホテルとの差には衝撃を受けた様子。それでも、狭い空間でも快適に過ごせるよう、機能的な設計や清潔さ、必要な設備の充実など、細部にまで配慮が行き届いているのも日本のホテルの特徴です。
残りの滞在期間も、アダムさんたちには、日本での素敵な体験をたくさん重ねてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
