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「あんなにギュウギュウになるのね」→「どうにか大丈夫だった」 ドイツ人が日本で衝撃を受けた体験とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ドイツから来た(左から)チェリザさんとファビアさん【写真:Hint-Pot編集部】
ドイツから来た(左から)チェリザさんとファビアさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本の公共交通機関は、正確さと利便性の高さで世界中から評価されています。3週間の日本旅行を楽しむドイツ人カップルは、東京での移動中に思いがけない光景を目にし、大きな驚きを受けたといいます。いったい、どんな体験だったのでしょうか。

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3週間かけて日本各地をめぐる旅

 初めて日本を訪れている、ドイツ人のチェリザさんとファビアさん。3週間の滞在予定で、すでに5日間ほど東京で過ごしたそうです。スカイツリーや築地、豊洲市場など、都内の観光名所に足を運びました。このあとは大阪や京都、奈良、神戸、富士山をめぐる予定だといいます。

「まずは文化に惹かれたけれど、人々と食べ物が魅力的だったから、日本を旅行先に選んだんだ」とファビアさん。

 東京での滞在を満喫しているふたりですが、電車での移動中に忘れられない体験をしたといいます。

「東京でびっくりしたのはラッシュアワー! あんなにギュウギュウになるのね(苦笑)」とチェリザさんが切り出すと、ファビアさんもそれにうなずきます。

「みんながあんなに押せ押せって感じになるのは初めての体験だった(笑)。最後のほうは天井やつり革をつかんで、どうにか大丈夫だったよ」

 東京の鉄道は世界でも有数の利用者数を誇ります。国土交通省が2025年7月に公表した「都市鉄道の混雑率調査結果(令和6年度実績)」によると、東京圏の朝ラッシュピーク時における平均混雑率は139%にも達します。乗客同士が密着し、身動きが取れないほどになることも少なくありません。

 3週間の日本旅行を楽しんでいるチェリザさんとファビアさん。人の優しさや文化、そして世界でも類を見ない公共交通機関を駆使しながら、日本の魅力を存分に味わってほしいですね。

(Hint-Pot編集部)