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「でっけぇ足跡」 雪上に残されたヒグマの爪痕…北海道の現状にネット戦慄「こんなの普通に生活できない」
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「通勤路 ついに我が家の周りにもアイツがウロウロしてるみたいです」。全国各地でクマ被害が相次ぐなか、北海道の住民が投稿したヒグマの足跡がネット上で大きな話題を呼んでいます。驚くべきはそのサイズ……。投稿を見た人からは「想像しただけでも怖い」「こんなの普通に生活できない」と悲鳴にも似た声が上がっています。
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この地に住んで18年の投稿者も、「今年のような状況は初めて」と証言
今月9日、SNS上に投稿された写真には、白く積もった雪の上に残された、巨大なヒグマの足跡が収められています。指先には5本の爪の跡がくっきり。投稿者によると、足跡の大きさはゆうに20センチを超えるといいます。
投稿は瞬く間に拡散され、5万件以上もの反応を集める事態となりました。ネット上では「でっけぇ足跡っすね 想像しただけでも怖いです 遭遇しないようお気をつけて」「ほんとに気をつけてくださいね! 自分の命守ることだけ考えて!!」「雪降ったのにまだ冬眠してないんだ…怖すぎる…」「穴持たずは本当に恐ろしい」「本当にヤバい 駆除してもらわないと安心出来ないですな」など、多くの懸念の声が寄せられています。
投稿者は北海道余市町に住む50代の会社員男性。この地に住んで18年になりますが、「今年のような状況は初めて」と語ります。
「この地区がクマの生活圏であることは住んでから分かりましたが、数100メートルしか離れていない、しかも自分の通勤で使う道路だったので自分でもびっくりしています」
自宅から数百メートルという距離は、徒歩でわずか数分。クマの行動範囲を考えれば、いつ遭遇してもおかしくない距離です。
冬眠前のクマは栄養を蓄えるために活発に餌を探し回るため、人間との遭遇リスクが高まります。また、中には冬眠せずに冬を越す「穴持たず」と呼ばれる危険個体となる可能性も……。北海道はまもなく厳しい冬を迎えますが、まだまだ警戒が必要なようです。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)
