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「とてもかわいくて才能ある画家」 19歳の名馬ワンダーアキュート、絵筆くわえる姿に再脚光 海外でも話題に
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過去に中央競馬のG1レースを勝った名馬などが余生を過ごす牧場で、1頭の馬が“画伯”として再び注目を集めています。現役生活後の馬の生涯を支援する「Yogiboヴェルサイユリゾートファーム」(北海道日高町)が公式X(ツイッター)アカウント(@Versailles_Farm)で動画を公開。昨年11月に公開されたものを再掲した形ですが、絶好のタイミングとあって海外から大きな反響が寄せられています。
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新衣装実装のタイミングで再び脚光を浴びた“画伯”
動画に登場しているのは、中央競馬でG1も勝ったことがある19歳のワンダーアキュート。実在する競走馬をモチーフにした「ウマ娘」を育てる大人気ゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」が10日に新しい衣装のキャラクターを実装したタイミングで、同ファームが動画を再び公開しました。
投稿文は「ウマ娘のワンダーアキュートも絵画を始めたみたい」のメッセージが英語で綴られています。動画には、ベレー帽をかぶり、絵筆をくわえたワンダーアキュートの姿が。筆先に絵の具をつけて、首を上手に使いながら、四角いキャンバスに絵を描いていきます。その器用な動きと集中した様子は、まさに“画伯”そのものです。
この英語での投稿には1.1万件もの“いいね”が集まり、海外から多くの反応が寄せられました。リプライ(返信)には、英語で「とてもかわいくて才能のある画家だね」「本当に大好き。一生懸命頑張っている」「素晴らしい才能」といった称賛の声が並んでいます。
この動画は昨年11月に公開され、絵を描く馬として話題になりました。完成した絵は「ワンダーアキュート絵画Tシャツ」として同ファームから販売されたほどです。
現役時代にG1レースを制した名馬が、引退後も新たな形でファンを楽しませている姿は、多くの人々に感動を与えています。ワンダーアキュートの“画伯”ぶりは、国境を越えて愛される存在となっているようです。
(Hint-Pot編集部)