Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

どうぶつ

仔馬が膝枕でうとうと…人懐っこすぎる未来の競走馬にメロメロ 「ずっと見ていられる」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

牧場スタッフの膝枕で甘える仔馬(画像はスクリーンショット)
牧場スタッフの膝枕で甘える仔馬(画像はスクリーンショット)

 動物が人間に甘える姿を見ると、思わずキュンとする人もいるでしょう。「Yogiboヴェルサイユリゾートファーム」(北海道日高町)の公式ツイッター(@Versailles_Farm)は、生まれたばかりの仔馬が、牧場スタッフに膝枕されながらうっとりとした表情を浮かべる動画を投稿。かわいすぎる姿に悶絶する人が続出し、5600件を超える“いいね”を集めています。仔馬の現在の様子について、同ファームの岩崎崇文さんにお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

生後3週間ほどの仔馬 スタッフに甘える姿が話題に

 同ファームでは以前、「Yogibo」のビーズソファに身を預けるアドマイヤジャパンの姿が話題になりました。

 今回、注目を集めたのは、生後わずか3週間ほどの仔馬がスタッフに甘えている様子です。気持ち良さそうに身を預けているのはビーズソファではなく、なんと牧場スタッフの膝。しかも、自分から頭を乗せてきたそう。

 スタッフに撫でられながら、とろんとした目で横たわる仔馬。ときどき頭を動かす姿は、ベストポジションを探しているようにも見えます。膝枕が気に入ったためか、なかなかその場を離れようとしません。

 この姿がツイッター上に公開されると、リプライ(返信)には「本当にかわいい!」「ずっと見ていられる」「甘えんぼさん」などの声が上がり、愛らしい仔馬にメロメロになる人が続出しました。

母馬は元競争馬のミスキララ 優しい性格は仔馬にも影響

仔馬に寄り添うミスキララ(左)【写真提供:Yogiboヴェルサイユリゾートファーム】
仔馬に寄り添うミスキララ(左)【写真提供:Yogiboヴェルサイユリゾートファーム】

 仔馬の母馬は、元競走馬のミスキララ。現役時代は2勝を挙げています。とても優しい性格で、岩崎さんによると、その性格は仔馬にもしっかり受け継がれているそうです。

「仔馬はとても扱いやすい子ですね。生まれてから3週間ほどで、ここまで人懐っこいのは珍しいです。早い段階で人に馴れている。馬の性格にもよるのですが、ミスキララの優しい性格も影響していると思います。膝枕ができたので、ビーズソファにも横たわると思います」

 現在、ミスキララを所有するのは、仔馬の父であるエタリオウも所有する「株式会社Gリビエール・レーシング」。代表の森岡さんは、愛馬の生涯を献身的に支えています。大切にされながら幸せに暮らす父と母の血が流れる仔馬も、人間に愛されていることを感じ取っているのかもしれませんね。

 岩崎さんによると、仔馬は放牧地に出ていて、見学することも可能とのこと。障害レースの絶対王者・オジュウチョウサンや、ダービー馬のタニノギムレットなど、雄大なレジェンドたちを見た後に、仔馬の姿を楽しむファンも多いそうです。

「牧場をぐるっと回って、最後にこの仔を見て癒やされるパターンの方が多いですね。うちの仔馬は現在2頭(4月上旬時点)で、あと3頭生まれる予定です。見学の際はルールを守って、お馬さんファーストでお願いします」

 仔馬はこれから競走馬を目指します。1歳までは同ファームにいて、そこから育成牧場に預けられ、デビューという流れになるそうです。岩崎さんによると、早ければ2025年には競走馬として活躍する姿が見られるとのこと。競馬場で走り始めたら、膝枕で甘えていた仔馬を思い出して感慨深くなるかもしれませんね。

(Hint-Pot編集部)