Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

話題

「どうしても撮りたくて埼玉から7時間かけた」 岩手県雫石町でとらえた人生初のオーロラ →神秘の光に1.4万“いいね” 「感動のお裾分け」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

埼玉から岩手へ約7時間 はやる気持ちを抑えて

お気に入りの一枚。星が有名な波照間島で撮影【写真提供:写真提供:DAIHINA(@DAIHINA0308)さん】
お気に入りの一枚。星が有名な波照間島で撮影【写真提供:写真提供:DAIHINA(@DAIHINA0308)さん】

 撮影地が決まれば、あとは現地へ向かうのみ。しかし、埼玉から岩手までの道のりは決して楽ではありませんでした。

「苦労したことといえば、やはり埼玉から岩手まで約7時間の長い道のりでしょうか。オーロラは午後6時頃にはすでに発生していたようで、途中休憩の際にSNSを確認すると、続々と報告が上がり、はやる気持ちを抑えて運転していた覚えがあります」

 現地には午後8時過ぎに到着。すぐに人生初のオーロラとの出合いが訪れました。

「非常に感動しました。オーロラの光は淡いため肉眼では見えませんでしたが、ファインダー越しにほんのり赤く広がるオーロラを確認したとき、思わず声が出ました」

 肉眼では見えないほど淡い光。しかし、カメラのファインダーを通して浮かび上がった赤い光は、確かにオーロラでした。その瞬間の感動は、言葉にならないほどだったといいます。その後、夢中になって撮影をしていると、2時間後には雲が広がり始めました。

「ネットでは気温0℃との予報でしたが、三脚についた霜が凍っていたため、氷点下まで冷え込んだと思われます」

 厳しい寒さのなか、最高の写真を撮影することに成功したDAIHINAさん。次に撮影したい場所についても伺いました。

「たくさんありますが、東北なら岩手と秋田にまたがる八幡平山頂付近の鏡沼です。雪解けの時期、条件が重なると『ドラゴンアイ』と呼ばれる龍の目のような見た目になるとのことで、この景色と星空を絡めて撮影してみたいと考えています」

 次はどんな絶景を見せてくれるのか、今から楽しみですね。

(Hint-Pot編集部)