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「しんどいなーって」 初訪日のカナダ人→思わず漏れた本音… 予想外だった日本の“当たり前”とは
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日本での食体験は、その質の高さと多様性で世界中から高く評価されています。ただ、おいしさに魅了される一方で、食習慣の違いに戸惑う人も少なくありません。カナダから来たカップルは、日本での食事のシーンで思わぬ戸惑いを覚えたといいます。いったい、どのようなことだったのでしょうか。
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「文化が気になって」初訪日
カナダのモントリオールから初めて日本を訪れている、ポールさんとクリスさん。10日間の滞在予定です。基本的には東京に滞在予定ですが、場合によっては大阪も訪れる可能性があるそうで、フレキシブルな旅を楽しんでいる様子です。
「なんといっても文化が気になって」
日本での滞在を楽しむふたりですが、クリスさんはある体験に少し戸惑ったようです。
「まだ来てからそんなに日にちは経ってないんだけど、食べるときにかなりお店で待つことが多いと思うの」
日本では、人気飲食店での入店待ちは珍しくなく、行列ができることもしばしば。グルメ情報サイト「ぐるなび」による外食の待ち時間に関する調査では、飲食店で入店待ちを経験することが「たまにある」と回答した人が5割に達しました。
とくに入店待ちが多いシーンは「昼食」が66%、「夕食」が58%となっています。
「もちろん理解できるんだけど、お腹が空いているときに毎回ずっとずっと待つ時間が長いとしんどいなーって」
日本人の多くは、人気店であれば待つことを厭わない傾向があります。しかし、慣れていない外国人旅行者にとって、空腹時の長時間の待機はつらい経験になるかもしれません。
まだ始まったばかりの日本旅行を楽しんでいるポールさんとクリスさん。残りの滞在でも、待ち時間も含めた日本ならではの食体験を満喫してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
