愛犬と子どもが仲良く過ごす姿を見ると、温かく幸せな気持ちになりますよね。X（ツイッター）では、5年前と現在のお散歩風景をとらえた2枚の写真が8万件もの“いいね”を集めて話題になっています。時が経っても変わらぬ“ふたり”の絆に、多くの人が心を打たれたようです。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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5年経っても仲良く散歩する“ふたり”

「同一人物」

　そんなコメントとともに投稿された、2枚の写真。1枚目には、セントバーナードの子いぬのリードを持った、小さな女の子が写っています。まるで跳ねるように、元気いっぱいにお散歩していることが伝わる一枚です。

　2枚目では月日が経ち、セントバーナードはすっかり成犬に。貫禄が漂う立派な後ろ姿です。一方、女の子も身長が伸び、すっかりお姉さんらしくなりました。“ふたり”ともとても落ち着いており、絆の深まりが感じられます。

　投稿は、Xで8万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「おっきくなったねぇ～！」「時の流れを感じます」「泣きそう」など、感動の声が寄せられています。

「あふれんばかりの愛情ですくすくと成長」

　北海道旭川市で暮らしている、セントバーナードで5歳の男の子「ダンテ」くん。一緒に写真に写っている女の子は、飼い主さんの娘さんです。

　1枚目が撮影されたのは、ダンテくんが生後3か月で、娘さんが7歳の頃。2枚の写真は、それから5年が経った現在の姿です。

　今回の投稿のきっかけは、ふとした気づきからでした。お散歩している後ろ姿を見ていて、“ふたり”とも大きくなったことを感じたという飼い主さん。

「そういえば、小さい頃から一緒にお散歩をするのが好きだったなぁ～と思い、過去の写真を引っ張り出しました。変わらず“ふたり”は仲良しなんですとの意味で投稿しました」

　並べた2枚の写真から、飼い主さんは“ふたり”の絆の深さを、改めて実感したといいます。

「娘は小さな頃からダンテがかわいくてかわいくて、ダンテは小さな頃から娘が大好きで大好きで、お互いにあふれんばかりの愛情を与え合って、すくすくと成長した姿がとてもうれしく感じました」

　現在も、お互いを大好きなことは変わらないという“ふたり”。幼い頃は、はしゃいでにぎやかでしたが、成長した今は落ち着きのある愛情を感じるそうです。

　ダンテくんと娘さんの日常に「家の中でも、お散歩中でも、いつもそばにいます。見ていて微笑ましく、幸せな気持ちになります」と笑顔を見せる飼い主さん。これからも一緒に、たくさんの思い出を重ねていってほしいですね。

○取材協力：コマチ（＠komachi8991）さん

（Hint-Pot編集部）