話題
「本当のお金持ちはやること違うね」 “規格外”の寄贈→「救急活動に役立ててほしい」夫婦の願いに感動の声
公開日: / 更新日:

社会への貢献にはさまざまな形がありますが、なかには寄付によって地域を直接支える人もいます。京都市消防局の公式X(ツイッター)アカウント(@kyotoshobo)が紹介した“規格外”の寄贈が、大きな話題となっています。集まった“いいね”は3万件以上。社会貢献の形を示す素晴らしい事例として、多くの人々から称賛の声が寄せられています。
◇ ◇ ◇
「救急活動に役立ててほしい」
京都市消防局の公式Xアカウントが投稿したのは、西京区のご夫妻からの心温まる寄贈についてです。
「西京区にお住まいのご夫妻から、高規格救急車と救急資機材を寄贈いただきました。ご寄付いただいた救急車は今後の救急体制の充実に役立てまいります」
ご夫妻は「救急活動に役立ててほしい」という願いから寄贈。京都市長から篤志者表彰が贈呈されました。
今回寄贈された高規格救急車は、救急事案に出動し、傷病者への救急処置を実施して医療機関に搬送する車両です。自動体外式除細動器(AED)、酸素、点滴装置、保育器など、高度な救急救命処置に必要な機材を積載しており、多様な症状に対応できる装備が整っています。
投稿には3.1万件の“いいね”が寄せられました。リプライ(返信)や引用リポストには「日本人の鑑」「こういう話めっちゃいいなぁ」といった感動の声のほか、「本当のお金持ちはやること違うね。尊敬する」「かっこええ財産の使い方」「現金もいいけど即戦力になる物送るとか神すぎる」など、称賛の声も寄せられています。
なかには「普通でも2000~3000万ぐらいするだろう」「一般的な高規格救急車は1台で3000万円前後だそうです。特殊な高規格救急車は7000~8000万」と、高規格救急車の価格に驚くものも。多くの人が、高規格救急車の装備の高額さと、ご夫妻の寄贈の大きさを改めて認識したようです。「このような現物寄付があることを初めて知りました」という声も上がっており、多くの人に新たな社会貢献の形を知らしめるきっかけにもなっています。
(Hint-Pot編集部)