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「少ししかわからない」→「ほぼ問題ない」 オーストラリア人が日本の飲食店で「大きな助けになる」と実感したものとは
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現地の文化や食の体験は海外旅行の楽しみのひとつ。一方で、言葉の問題などコミュニケーションについては多くの旅行者が直面する課題でもあります。日本を訪れる外国人観光客のなかにも、日本語が話せないことに不安を感じる人は少なくないでしょう。家族で日本を訪れたオーストラリア人は少ししか日本語がわからなかったものの、困ることはほとんどなかったといいます。一家を助けてくれたものとは、いったい、なんだったのでしょうか。
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21日間の長期滞在を楽しむオーストラリア人
オーストラリアから来たジェシカさんは、パートナーと義理の息子との3人で日本を訪れました。ジェシカさんにとっては2度目の日本ですが、パートナーの息子にとっては初めての海外旅行。今回は21日間滞在予定で、東京、草津温泉、京都、広島、大阪と、日本各地をめぐったそうです。
「パートナーの息子は海外に行ったことがなかったのもあったし、今、オーストラリア人にとっては円安で日本にはとても来やすいの」
円安の影響もあり、家族でゆっくり過ごすことができる長期旅行が実現したといいます。
旅の強い味方となった翻訳ツール
日本語があまり話せないというジェシカさんには、日本の旅を支える心強い味方があったといいます。
「私たちは少しの日本語しかわからないから、Google翻訳は本当に大きな助けになる。でもお店に入れば英語のメニューもあるし、ほぼ問題ない」
多くの飲食店で英語メニューが用意されていることに、ジェシカさんは助けられているようです。とはいえ、ちょっとした工夫も必要なようです。
「英語のメニューはかなり略されていることが多いから、日本語のメニューも見せてもらって、突き合わせたりしているけれど(笑)」
より詳しい料理の内容を知りたいときは、翻訳アプリを使って日本語メニューを確認し、英語メニューと見比べるという作業をしているのだとか。言葉の壁を感じながらも、工夫とテクノロジーを駆使することで、日本での食事を存分に楽しめているといいます。残りの滞在でも、日本の魅力を味わい尽くしてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
