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「今まで見たことがなかった」→「よく考えられているよね」 オーストラリア人が感心した子ども連れに優しい配慮とは
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日本では、日常のさまざまなところに、さりげない「親切」から生まれた便利な設備があります。そうした環境は、海外から訪れる人々にも大きな驚きや感心を与えることが少なくありません。オーストラリアのメルボルンから初めて日本を訪れた女性も、日本ならではの気配りが詰まったあるものに感心したといいます。いったい、どのようなものなのでしょうか。
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友人の評判をきっかけに決めた日本への旅
オーストラリア第2の都市として知られるメルボルンから、初めて日本を訪れているラニーさん。1か月の有給休暇を取り、東京を拠点に広島や大阪、京都などをめぐる予定です。
「私の周りには日本へ行ったことのある友達がたくさんいるんだけど、誰ひとりとして悪く言う人がいなかったのも、日本を選んだ理由なんだよね。それと、雪! これまで一度も雪を見たことがないから、できれば雪を見てから帰りたいなって思ってるんだ。
観光だけでなく、日本の暮らしに触れる時間が増えるにつれ、思わぬ発見もあったようです。なかでもラニーさんが気になったのは、日本ならではのある配慮でした。
「公共トイレのなかにあるベビーチェア! あれも今まで見たことがなかった。よく考えられているよね」
日本の公共トイレには、赤ちゃんを座らせておけるベビーチェア(ベビーキープ)が設置されていることが多くあります。親がトイレを利用する際に、乳幼児をそばに座らせておくことができる設備として、駅や商業施設、公園などさまざまな公共の場で見られます。
1か月という長い滞在の中で、日本ならではの当たり前に触れているラニーさん。これから本格的に始まる日本の冬で、念願の雪を見られると良いですね。
(Hint-Pot編集部)
