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「誰が隠れているか分かりますか」 駐日リトアニア大使の娘が初めて挑戦 日本愛あふれるお弁当に称賛の声
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日本には、長く受け継がれてきた独自の食文化とともに、世界中の人々を魅了するアニメ作品があります。そんな日本文化に親しんできた、駐日リトアニア共和国特命全権大使オーレリウス・ジーカスさんの娘さんが、日本のお弁当作りに挑戦しました。その愛らしいできばえを、ジーカスさんが自身のX(ツイッター)アカウント(@AurelijusZykas)で紹介。多くの称賛の声が寄せられています。
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幼少期から「トトロ」に夢中
「おはようございます Labas!」
日本語とリトアニア語のあいさつで始まる投稿で、ジーカスさんは娘さんが作ったお弁当の写真とともに、こう綴りました。
「幼稚園の時からリトアニアで隣のトトロを夢中に見ていた下の娘は、昨日、お弁当作りに挑戦しました。誰が隠れているか分かりますか いたしまああす」
お弁当箱の中には、ごはんで作られた愛らしいトトロの姿が。ほかにも、海苔を使ったまっくろくろすけ、ハムや卵焼きで作ったリボン、花型に抜かれたニンジンなど、細部までこだわっています。ブロッコリーやミニトマトで彩りも抜群。おかずはから揚げと赤ウインナーも入っており、日本のお弁当定番の献立になっているのも素敵ですね。
もうすぐ15歳になる娘さんが初めて挑戦したとは思えないほど、かわいらしい仕上がりです。投稿のリプライ(返信)には「日本が誇るキャラ弁文化をすでに習得されているとは!」「かわいくて食べられなくなる」「幸せが詰まっててジーンときました」など、温かいコメントが多数寄せられています。
実は、ジーカスさんの娘さんたちは、以前にも父親への愛情を込めた手料理を作ったことがあります。ケチャップで「父」と書いた、日本発祥の料理・オムライスをお姉さんと一緒に作り、話題になったことも。日本研究者の顔も持つ父のそばで育った娘さんたちもまた、日本の文化に親しみを覚えてくれていることが伝わってきますね。
(Hint-Pot編集部)