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「預け手荷物には入れられない」 飛行機利用時に「知らないと損する手荷物ルール」に反響 注意すべきアイテムとは
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旅行や出張で飛行機を利用する際、手荷物のルールをしっかり把握しているでしょうか。「いつも使っているものだから大丈夫」と思っていても、実は、飛行機では“危険物”として持ち込みが制限されているものもあります。航空機への手荷物や貨物の搭載・取卸しなどを行っている株式会社Kグランドサービスは、公式TikTokアカウント(airport_team_kgs)で「旅行前に知らないと損する手荷物ルール」を紹介し、注目を集めています。
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旅の必需品でも「預け荷物」にはできない
これから年末年始に向け、帰省や旅行で、普段は飛行機を利用しない人の搭乗が増える季節に入ります。久しぶりの空の旅では、手荷物のルールをうっかり見落としてしまうケースが多く、空港での再検査や荷物の没収につながることも。事前に確認しておくことが大切です。
動画では「たくさんのお客様がいらっしゃるため、手荷物の種類もたくさんあります」という説明とともに、手荷物に関する3つの注意点が紹介されました。
そのうち最後に取り上げられたのが、いまや旅の必需品ともいえる「モバイルバッテリー」についてです。スマートフォンやタブレットの充電に欠かせないアイテムですが、実は「預け手荷物には入れられない。必ず機内持ち込み」というルールが設けられています。
その理由は、モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池にあります。リチウムイオン電池は、小型で大容量の電力を供給できる便利なものです。その一方で、衝撃や損傷により熱暴走を起こし、発火に至るおそれがある“危険物”でもあるのです。
貨物室に預けた荷物は、万が一発火した場合に、乗客やクルーが対処することができません。そのため、乗客の目が届き、すぐに対応できる機内持ち込みが義務づけられています。また、機内に持ち込めるバッテリーは、容量が160Wh以下と定められています。また、1人につき2個までと個数制限があるため、きちんと確認しましょう。
動画では、最後に「実は、飛行機では、普段気にしないものが危険物扱いされることもあります。国土交通省の案内を要チェック!」と呼びかけています。安全で快適な空の旅のために、ルールをしっかり守りたいですね。
(Hint-Pot編集部)
