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眼鏡を拭いても汚れが残るのはなぜ? 眼鏡ブランドが「絶対NG」と注意喚起する意外なお手入れ方法とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

正しいお手入れで、お気に入りを長く使いたい(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
正しいお手入れで、お気に入りを長く使いたい(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 視力を支えるだけでなく、パソコン作業や紫外線対策にも欠かせない存在となっている眼鏡。最近はおしゃれなデザインのものが多く、ファッションアイテムとして愛用している人もいるでしょう。眼鏡を使っていて気になるのが、レンズの汚れです。丁寧に拭いたつもりでも、誤ったやり方をしていると、汚れの原因になるほか、眼鏡本体にダメージを与える可能性もあるといいます。眼鏡ブランド・Zoffの広報担当者さんに、眼鏡が汚れやすい理由と、正しいケア方法を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

なぜ眼鏡はすぐに汚れる?

 眼鏡の汚れは、さまざまなものがあります。原因とともに見てみましょう。

○頬や鼻の皮脂
 頬や鼻から分泌された皮脂が付着すると、レンズの汚れになります。

○空気中のホコリや花粉
 静電気によって、空気中のホコリや花粉が吸着してしまうことも多いです。

○眼鏡をかけている位置が適切ではない
 レンズと目の間の距離が近すぎると、頬やまつ毛が直接レンズに当たり、皮脂や化粧が付着してしまいます。

○レンズコーティングの劣化
 劣化してしまうと、汚れが弾かれず、付着しやすくなります。

 こうした汚れや原因を放置すると、レンズに付着した皮脂やホコリで光が乱反射を起こし、視界がぼやけてしまいます。その結果、見えづらい状態が続くことに。目の負担が大きくなることで、眼精疲労や頭痛につながる可能性も考えられます。

皮脂や化粧品の油汚れは落ちにくい

 きれいに拭いたと思っても、レンズに白っぽい筋や点が残ることもあるかもしれません。原因としては、汚れを拭き切れていないケースが多いです。拭いているつもりが、かえって汚れをレンズに広げていることもあるでしょう。

 皮脂や化粧品などの油分汚れは落ちづらく、拭いただけでは汚れが広がり、筋状に伸びてしまいます。また、レンズのコーティングが劣化すると、汚れを弾く撥水コートが弱まり、油分汚れなどが広がることも。

 良いと思ってやっている日常の眼鏡のお手入れが、実はレンズを傷つけたり、コーティングを劣化させたりしていることがあるのです。