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眼鏡を拭いても汚れが残るのはなぜ? 眼鏡ブランドが「絶対NG」と注意喚起する意外なお手入れ方法とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

うっかりやりがちな“NGお手入れ”5つ

 次に紹介するお手入れ方法は、レンズや眼鏡本体を劣化させてしまう“NGお手入れ”5つです。なかには、うっかりやってしまっているものもあるかもしれません。

○洋服の裾やハンカチ、ティッシュで拭く
 これらの素材は繊維が粗く、レンズを傷つけてしまうことがあります。また、繊維がレンズに残りやすく、あまりきれいになりません。

○アルコール成分が強いもので拭く
 ウェットティッシュや除菌シートなども要注意です。化学成分が強すぎると、レンズのコーティングを傷めてしまう可能性があります。

○汚れた眼鏡拭きで拭く
 逆効果になってしまうので、気をつけましょう。眼鏡拭き自体に皮脂やホコリがついていると、余計に汚れを付着させてしまったり、レンズに細かい傷をつける原因になったりします。

○アルカリ性や酸性の洗剤で洗う
 レンズのコーティングを弱める可能性があるため、避けてください。中性のものを薄めて使用すると良いでしょう。

○お湯で洗う
 眼鏡は熱に弱く、お湯だとレンズの劣化やひび割れ、フレームの変形につながる可能性があるため、絶対にNGです。水であれば、レンズコーティングやフレームへの影響はあまりありません。ただし、水だと皮脂や油分汚れは落ちにくいため、35度程度のぬるま湯がおすすめです。

保管時に気をつけたいポイント

 眼鏡は、きちんと保管することも大切です。使用していないときは、眼鏡ケースに入れて保管しましょう。しっかり汚れを取り除いたら、眼鏡ケースに入れて保管することがベストです。汚れが付着したまま保管すると、レンズコーティングやフレームの劣化につながります。好きなデザインのケースを購入するほか、眼鏡購入時にもらったものがあれば、ぜひ活用してみてください。

 また、直射日光や高温多湿を避けましょう。眼鏡は、レンズ部分もフレーム部分も熱が苦手です。風通しの良い場所で、高温を避けて保管してください。とくに車内や窓際に放置していると、コーティングがはがれたり、フレームが変形したりしてしまう原因になります。

 実用的なだけでなく、おしゃれとしても、普段使いで楽しむことができる眼鏡。ご紹介したような方法で、お気に入りの一品をできるだけ長く、大切に使ってくださいね。

(Hint-Pot編集部)