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「オーストラリアはもっとカジュアル」 オーストラリア人が日本人のマナーに感心 「一番大きな違い」を感じたこととは
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世界で憧れの旅行先のひとつになっている日本。今月5日に発表された、イギリスの旅行雑誌「ワンダーラスト」の読者投票ランキングでは、「世界で最も魅力的な国」として第1位に選出されました。オーストラリアから初めて日本を訪れた男性も、母国とはまったく文化の違う日本の虜になっている様子。一番大きな違いを感じたこととは、いったいなんだったのでしょうか。
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休暇を利用して初めての日本へ
オーストラリアのタスマニアからやってきた、マイルズさんとアレックスさん。ふたりとも今回が初訪日で、10日間の滞在を楽しんでいます。東京のほか、箱根にも足を伸ばしたそうです。
そんなふたりには、日本での滞在中、とくに印象に残ったことがあるといいます。
「全体的にマナーが良いよね。人々はとても礼儀正しい。オーストラリアはもっとカジュアルだからね」
マイルズさんがそう話すと、アレックスさんもうなずきます。
「そうだね、人に対してリスペクトがある。それが一番大きな違いだと感じるね」
日本では公共の場での礼儀や、相手への敬意を重んじる文化が根づいています。電車の中で静かに過ごす、列に並んで待つ、店員への丁寧な対応など、日常の小さな場面に表れる配慮が、海外から訪れる人々には新鮮に映るようです。
カジュアルさとフォーマルさ、どちらが良いというわけではありません。しかし、異なる文化に触れることで、自国とは違う価値観や美しさに気づくことができるでしょう。それもまた、旅の大きな醍醐味なのかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)
