収納を整えるのも“冬支度”のひとつ

　衣替えや季節家電の入れ替えが重なる今の時期は、収納を見直す絶好のチャンスでもあります。とくに収納スペースを整理する際は、以下のものを明確にしましょう。

・今シーズン使わないもの
・サイズアウトしたもの
・昨年着ていない衣類

　判断に迷うものや収納スペースが不足している場合は、トランクルームの活用を検討するのもおすすめです。季節家電・アウトドア用品・衣類などを一時保管することで、家の中に“呼吸スペース”が生まれます。

　収納スペースに余裕ができると、探し物の時間が減り、小さなストレスも軽減。結果として、家事や生活全体のタイパ（タイムパフォーマンス）が向上し、「整った空間＝効率の良い暮らし」が叶います。

　整理は単なる片づけではなく、暮らしのリズムを整える行為。空間が整うと、自然と気持ちも軽くなります。

「1日15分と決めて取りかかると、達成感が得られます」

　一気に片づけようとすると、途中で疲れてしまいがちです。掃除は小さなエリアごとに区切り、短時間で終わらせるのがコツ。1日15分だけと決めて取りかかると、達成感が得られます。掃除道具を1か所にまとめておくと、より取りかかりやすくなります。

　掃除の順番は「高いところから低いところへ」「奥から手前へ」。ホコリの動きを意識することで、二度手間を防げます。そして、何より「やらなきゃ……」ではなく「できたら気持ち良い」と前向きにとらえることが大切です。

　これからの時期の掃除は、年末の“義務的な大掃除”ではなく、本格的な冬を迎えるためのリセット時間。小さな達成感を積み重ねることで、心も住まいも整っていきます。

（Hint-Pot編集部）

（監修：坂上 正洋）