日本の治安の良さは、世界でも高く評価される特徴のひとつです。初めて日本を訪れたイタリア人女性は、母親と街を歩くなかで、その安全な日常を象徴するような光景に出合いました。母国では考えられないほどの出来事に、強い驚きを覚えたそうです。いったい、どんな場面だったのでしょうか。

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母とふたりでめぐる18日間の日本の旅

　ニキさんは母・エレナさんとともに、初めて日本へやってきました。18日間をかけて大阪や京都、奈良、東京を観光する予定です。日本の文化や風景を母娘で味わう、特別な時間を過ごしているようです。

　そんなニキさんが日本滞在中に強く印象に残ったのは、街中で見かけた光景でした。

「日本はすごく安全だよね。道端に自転車が置いてあるのを見たけれど、イタリアだったらそんなの5分……いや、1分でも目を離したらもうなくなっているよ」

　日本の治安の良さは世界的にも評価されており、国際的シンクタンク・経済平和研究所が発表した「世界平和度指数ランキング2025」において、日本は163の国と地域のうち12位に選出されました。さらに、「社会の安全・治安」のカテゴリにおいて、日本は世界4位の評価を受けています。

　総合ランキングで33位のイタリアとは、その差は歴然です。フィレンツェで暮らすニキさんにとって、盗難被害は日常的に意識せざるを得ない身近な問題のようです。

　母親とともに日本各地を満喫しているニキさん。日本の安全な環境の中で、心おきなく旅を楽しんでほしいですね。

（Hint-Pot編集部）