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「これは嬉しい」近所のおじいさんから引っ越し祝い “太っ腹”過ぎて脱帽 「昔話みたい」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ご近所さんからの新築祝いに仰天(写真はイメージ)【写真提供:写真AC】
ご近所さんからの新築祝いに仰天(写真はイメージ)【写真提供:写真AC】

 新居を構えて、ご近所さんに引っ越しのあいさつに行ったら、仰天の展開に――。「待っておったぞ」。いただいたお祝いがSNSで注目を集めました。「こんなところで暮らしたい」「太っ腹!」と、羨望の声が。投稿者にエピソードを伺いました。

 ◇ ◇ ◇

「実際には物腰の柔らかで朗らかな方です」

「ご近所の大きめの農家に引越しの挨拶行ったら『待っておったぞ、新築祝いじゃ』ってお爺さんが玄米60キロくれた」。引っ越し業者の段ボールの横に、ずっしり重そうな米袋2つが置かれています。

 X(ツイッター)の投稿者は、かざみ 住友林業で家造り(@hasura1989)さん。30代男性で、中国地方に在住。「住友林業の木造平屋で、家族で引っ越しています」と言います。

 ご近所の高齢男性は稲作に取り組んでいるそうです。「ポストではあのように書きましたが、実際には物腰の柔らかで朗らかな方です。自身が農家であることについて、プライドを持たれています。餞別をいただけるとは思っていなかったので、驚き半分、うれしさ半分といったところです」。素晴らしい心遣いですね。

 ありがたく家族でいただくとのことですが、「まだ備蓄している精米済のお米があり(これもいただき物です)、そちらを食べているので、お爺さんのお米は保管中で手をつけていません」。まだまだたっぷりの“プレゼント米”があるとのことです。

 投稿は9万件近くの“いいね”を集めていて、「最強のご近所w」「田舎の日常ですね」「これは嬉しい! ナイスお爺ちゃん」「すごい 昔話みたいですね」「心温かい恵みに感謝ですね」「今、米が高いからうらやましい」など、驚嘆が広がっています。

「まさかここまで」とびっくり

実際のお米のお祝い【写真提供:本人】
実際のお米のお祝い【写真提供:本人】

 今年は全国的な米不足と価格高騰、備蓄米放出など、お米に関するニュースが大きく扱われ、関心事になりました。かざみさんは「うちは田舎なので、ありがたいことに、親類などからお米をもらう機会が多く、正直ここ数年スーパーなどでお米を買ったことがありません。もちろん米騒動と世間で騒がれていることは存じていますが、まさかここまで反響があるということに驚いています」と話しています。

(Hint-Pot編集部)