どうぶつ
「あっ、ねこ様! そちらからは、こたつに入れません!」 飼い主が制止するも…元保護ねこのまさかの行動に4.5万“いいね”「まさに液体」
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寒い冬にこたつでぬくぬく過ごしたいのは、人間だけでなく、ねこも同じようです。X(ツイッター)では、あらぬところからこたつに入ろうとするねこが、4.5万件もの“いいね”を集めて話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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テーブルの隙間から侵入を試みるねこ
「あっ、ねこ様! そちらからは、こたつに入れません! そのように頭を突っ込まれても無理ですよ! 引き返してください!!」
そんなコメントとともに投稿された写真には、こたつの天板と布団のわずかな隙間に頭と前脚を突っ込む、キジ白ねこが写っています。普段は側面から入っていますが、なぜかこの日は上から入りたかった様子。
こたつ布団がくぼんでいますが、もちろん入ることはできません。諦めることなく中へ入ろうとする健気な姿に、思わず笑ってしまいます。
この投稿は、Xで4.5万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「ねこ様『大丈夫! 行けるはずだ! 己を信じるのみ!!』」「まさに液体」「えらいところにおかおを……!!」などの声が寄せられています。
こたつをアトラクションとして楽しんだポルくん

話題になったのは、元保護ねこで2歳の男の子「ポル」くん。甘えん坊な性格で、飼い主さんが帰宅すると大歓迎してくれるそう。“かまってちゃん”な一面もあり、撫でてもらえるまでアピールしたり、おもちゃが入っているクローゼットの前で「遊んでー」と催促したりすることも、よくあるのだとか。
また、ポルくんはこたつが大好き。中で寝ていることも多く、暑くなったら出てきて涼み、また入ってを繰り返して楽しんでいるそう。その光景を見ると、飼い主さんはいつも「サウナでととのおうとしているみたいだな」と思っているといいます。
そんなポルくんですが、こたつに自分で入れるにもかかわらず、人がいるときは必ず腕をちょいちょい触って「開けて」とアピール。こたつ布団をめくってもらってから入りたがるそうです。
「撮影したときは、私がこたつ布団の片寄りを直そうとして、天板を少しずらしていたんです。すると、それが気になったポルが寄ってきて、最初は手をのせる程度だったのが、だんだん腕や顔をぐいっと突っ込むようになっていきました」
こたつ布団がどんどん下に沈んでいったため、このまま中に入れるのでは? と思い、そのまま突き進んだのではないかと推測する飼い主さん。こたつ布団をアトラクションとして楽しんでいたのではと、当時を振り返ります。
「顔と腕を突っ込んで、さらに進もうとしているときは、おもしろくて声を出して笑ってしまいました」
その後、入れないとわかったのか、ポルくんはキャットタワーの最上段に登って寝ていたそうです。こたつへの侵入は失敗に終わりましたが、ポルくんの諦めない姿勢と遊び心に、ほっこりしますね。
○取材協力:ポル(@poru_fight)さん
(Hint-Pot編集部)