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中3男子が家事のお悩みを解決…3Dプリンター使いこなす姿に母感激 ネットも称賛「将来有望」
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母親が家事で困っていたところを救ったのは、息子の“発明品”――。洗濯機の悩み事が、あっという間に解決しました。しかも、最新技術の3Dプリンターで製作したというから驚きです。15歳の息子さんのグッジョブな機転。母親は「素晴らしいです」と喜んでいます。
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「もう少し改善の余地があるかも」 飽くなき向上心
洗濯機の電源ボタンの周りを囲うように、斜めの角度のある白いカバーが取り付けられています。
「子どもが3Dプリンターで作ってくれた」
X(ツイッター)で紹介したのは、北海道在住のRie(@tanoshimidanaaa)さん。「私は子だくさん家庭の母親で、息子はフリースクール利用の中3男子。家ではPCゲームや漫画、映画、プログラミングが好きな15歳です」。この息子さんが、今回のボタンカバーを作ってくれました。
そもそも、なぜこのカバーが必要になったのでしょうか。11月下旬に新しく買ったばかりの洗濯機にちょっとした“問題”があったそうです。「『3秒長押し』のメイン電源ボタンですが、実際は3秒『触れたら』反応します。そのため、ちょっと洗濯機に手をかけたり、タオルを置いたり、洗濯機の奥にある棚の物を取ろうと洋服が触れたりすると、電源がオフに。洗濯中に何度も止まってしまうため、とても困っていました」。意図せず電源が切れてしまっては、せっかくの新品なのに使いづらいですね。
お母さんの悩みに対して、子どもたちが解決に乗り出します。「最初は他の子が『これいいんじゃない?』と取り付けたのがマスキングテープです。これもいいアイデアでしたが、接着面が少ないため外れやすくて……。その様子を見ていた息子がこのボタンカバーを作って、『はい』と渡してくれました」
3Dプリンターは家に置いてありました。実は、今年4月に、息子さんのリクエストで誕生日プレゼントとして購入したものでした。もともとパソコンを持っていた息子さんは、3DCGソフト「Blender」をインストールして、試行錯誤を重ねてきました。「無料データを使って剣やパズルを印刷したり、自分でモデリング(コンピューター上で立体の造形する作業)したものを印刷したりしています」。すっかりお手の物ですね。
気になる使い心地について、Rieさんは「素晴らしいです! 間違って停止してしまうことがなくなったので、快適に使えています」と大満足。ただ、「息子本人は『もう少し改善の余地があるかも』とのことです」。15歳らしい探究心と向上心が垣間見えます。
投稿は話題を呼び、「親としても、技術を使ってものづくりに挑戦する姿を見ると嬉しくなりますよね」「対策がカッコよすぎる!!! 家に3Dプリンターは強い」「できた息子だ」「うわ天才かよ」「将来が有望なお子様ですね!」「子どもの才能すごすぎる…尊い」「お子さんのクリエイティブ力すごいですね!」など、驚嘆と感心の声が寄せられています。“いいね”もどんどん増えて、10万件になっています。
Rieさんは「Xは普段から通知オフにしているので、開いてびっくりです。我が家以外にも、家電のスイッチが簡単に反応してしまっているご家庭がたくさんいることを知りました」と話しています。3Dプリンターを駆使した、息子さんの次なるライフハック“開発”が楽しみですね。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)
