「めちゃくちゃに甘えん坊で、人間に突撃していきます」

　保護された子ねこは、推定生後2～3か月とみられる男の子です。状況を目の当たりにした虎崎さんに連れられ、すぐに動物病院へ行き、猫風邪の治療として注射を3本打ってもらいました。

　虎崎さんの献身的な看病のおかげで、子ねこの容態は少しずつ回復。現在は食欲も出てきたといいます。

「めちゃくちゃに甘えん坊で、人間に突撃していきます（笑）」

家にはほかに4匹のねこが

　虎崎さんは現在、実家で4匹のねこと暮らしています。ひとり暮らし時代に保護した2歳の女の子「せつな」ちゃん、そして実家で飼われている10歳の男の子「大吉」くん、4歳の女の子「そら」ちゃん、2歳の女の子「ココ」ちゃんです。

　保護した子ねこには、まだ正式な名前がありません。その理由について、「うちのねことの相性しだいで、里親に出すかもしれません。名前をつけたら離れられなくなりそうなので、とりあえず『チビ助』と呼んでいます」と明かします。

「大吉とココは人見知りもせず懐も深いので、おそらく問題なく受け入れると思います。ただ、せつなは嫉妬深いので、厳しいんじゃないかなと思います」

　また、最近はそらちゃんが体調を崩しがちなこともあり、「子ねこがストレスになるのなら、あまり会わせたくはないですね」と、先住ねこたちの気持ちを第一に考えています。

　里親を探すという選択も視野に入れつつ、お互いのために最善の道を模索する虎崎さん。子ねこの様子を、自身のYouTubeチャンネル「虎崎（ざっきぃ）」で公開しています。救われた小さな命が、温かい家庭で幸せに暮らせることを願わずにはいられません。

（Hint-Pot編集部）