どうぶつ
「今年もねこに見送ってもらえない季節が来た」 寒い朝の独特な「行ってらっしゃい」に3.3万“いいね” 「それがねこ」
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寒くなると、ねこはこたつや布団で暖かくして過ごすイメージがありますよね。X(ツイッター)では、寒い朝に独特な方法で飼い主を見送るねこが、3万件を超える“いいね”を集めて話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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冬ならではの朝の光景
「今年もねこに見送ってもらえない季節が来た」
そんなコメントとともに投稿された2枚の写真には、ねこが布団の中にいる様子が写っています。ただ、2枚とも写っているのは布団の隙間から覗く、かわいらしい前足だけです。
布団に包まれながら、ちょこんと外に出た前足は、まるで飼い主さんに「行ってらっしゃい」と手を振っているかのようです。暖まりながら飼い主さんを見送るような姿に、ほっこりしますね。
この投稿がXで公開されると、3.3万件の“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「ちゃんと手を振って見送ってるにゃん」「『行ってらっしゃい』のかわいらしいおてて」「家が暖まってから最後に起きてくる、それがねこ」など、共感や癒やされた人からの声が多数寄せられています。
毎年繰り返される“冬の風物詩”

布団から前足を出していたのは、元保護ねこの「きなこ」くん。甘えん坊な6歳の男の子です。
写真が撮影されたのは、急に寒くなった朝のこと。飼い主さんが出かける用意をしていたとき、ふと見ると、この状態になっていたそうです。
「朝ごはんにカリカリを食べ、二度寝に人間の布団に戻ってきてこの状態でした」
普段から、飼い主さんの布団で寝ているというきなこくん。寒い日には、布団に埋もれつつ片手を外に出す“癖”があるといいます。撮影後、飼い主さんは出かけましたが、きなこくんはそのままの姿勢で過ごしていたそうです。
投稿文の「今年も」という言葉通り、このかわいい姿は、毎年の恒例行事のようです。「うちのねこの冬の風物詩です」と、飼い主さんは笑って語ります。
「去年も、似たような写真でたくさんの“いいね”をいただけました」
寒さが本格化するこれからの季節、布団から出たきなこくんの前足は、飼い主さんにとって冬の訪れを感じさせる光景のようです。暖かい布団で幸せそうに過ごす姿に、多くの人が温もりを感じたようです。
○取材協力:ひーさん(@seedregs)さん
(Hint-Pot編集部)