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地震に備えて見直したい防災対策 JAFが呼びかけた、車内に「常備しておけば安心感が高まる」ものとは
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青森県東方沖で8日、最大震度6強を観測する地震が発生しました。気象庁は、新たな大規模地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まっていると注意を呼びかけています。車を運転中に地震が発生したり、避難中、大雪などによる立往生で車内待機を余儀なくされる場合もあるかもしれません。もしものときに落ち着いて行動できるよう、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は公式X(ツイッター)アカウント(@jaf_jp)で、車内での防災対策について紹介しています。
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災害時の避難や移動に備えて車内の防災準備を
近年、大規模地震への意識が高まるなか、自宅だけでなく車内での防災対策も注目されています。運転中に地震が発生し、状況によっては車で避難するケースも想定されるため、日頃の備えが欠かせません。
実際に、どのようなことに注意すれば良いのか、JAFは投稿で「地震の発生に備えて、車のトランクや車内に防災用品を常備しておけば安心感が高まります。飲料、食料、防寒具、携帯トイレなどを常備しておきましょう」と伝えています。
災害時には、道路が通行止めになったり、冬の場合は大雪で1~2日間車内で過ごす避難生活を余儀なくされる可能性もあります。いずれの場合も、車内に防災用品を備えておくことで、落ち着いて行動しやすくなるでしょう。
ただし、車内は保管スペースが限られるため、命を守るために必要なものを優先する意識が大切です。常備薬や乳児がいる場合は液体ミルクなど、家族構成や体調に応じた備えを考えておきましょう。
とくに冬季は、一時避難時の寒さ対策が重要です。手袋や使い捨てカイロ、毛布、寝袋なども用意しておくと良いでしょう。また、長期保存ができる缶詰や非常用飲料水を備えるときは、賞味期限の管理にも注意が必要です。
投稿には「水を少しくらい積んでおいても良いね」といった声も寄せられており、日頃からできる車内の防災対策への関心が高まっています。いざというときのために、自分の車に何を備えておくべきか、見直してみましょう。
(Hint-Pot編集部)
