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地震で怖い家具の転倒 東京消防庁が勧める対策とは 壁を傷付けないグッズもぜひ活用

著者:Hint-Pot編集部

家具の転倒対策で一般的な突っ張り棒(写真はイメージ)【写真:写真AC】
家具の転倒対策で一般的な突っ張り棒(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 地震大国といわれる日本ですが、最近はその頻度も上がっているようで不安を覚えている方も多いでしょう。建物は耐震構造といっても、大地震の発生時に家の中が安全だとは言い切れません。そんな中で、東京消防庁は万が一に備えた「家具転対策」を呼びかけています。怪我や火災、さらには避難障害を防ぐための対策を紹介します。

 ◇ ◇ ◇

12月は震度4以上の地震が8回も発生

 1995年の阪神・淡路大震災や2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震など、日本では甚大な被害をもたらす大地震と常に背中合わせです。最近も中規模の地震が頻発。気象庁によると、震度4以上の地震は12月に入ってから鹿児島県・トカラ列島近海や山梨県東部・富士五湖、紀伊水道、茨城県南部など12日間で8回も記録されています。

 しかもそのうちの4回は、午後10時から午前7時までの時間帯。自宅でゆっくりしている、もしくは寝静まっている時間ということで、突然の地震で避難などの判断を正確に下せるかは難しいところです。

 在宅時に地震が発生した場合で怖いのが、家具の転倒などによる被害です。東京消防庁の公式ウェブサイトによると、地震の怪我の原因の約30~50%が家具の転倒・落下・移動によるもの。また、ストーブなどに転倒した家具が落下・接触することによる火災の恐れや、転倒した家具が扉などの出入り口をふさぐことによる避難障害も引き起こします。

ポイントは「生活空間の家具を減らす」「レイアウトの工夫」

 東京消防庁の公式ツイッターは先日、家具の転倒を防止する「家具転対策」の方法を紹介しました。まずやるべきこととしているのが「集中収納で生活空間の家具を減らす」。居間に本棚など倒れやすい家具を置かず納戸やクローゼット、備え付けの収納家具に集中収納することでリスクは軽減できるそうです。

 次に心がけたいのが「レイアウトの工夫」。寝る場所や座る場所の近くに背の高い家具は置かず、避難経路や出入り口付近に倒れやすい棚や家具を置くのは避けたいところです。こうした工夫をするだけでも、就寝中の地震でベッドや布団に家具が倒れてくることや、転倒した家具が扉をふさぐ危険性は低くなるといいます。

 これらの見直しを図った後には、家具や家電の固定を徹底しましょう。最も効果的なのはL字金具での固定ですが、壁や家具を傷付けたくないという方もいるでしょう。東京消防庁は穴を開けなくても済む器具を2つ以上組み合わせることをおすすめしています。家具の下にストッパー式器具を置き、突っ張り棒などのポール式器具を組み合わせればL字金具での固定と同等の効果が発揮されるそうです。

 また食器棚の扉が開いてお皿などが散乱したり、棚のガラス戸が割れたりすることで怪我のリスクも増すことを考慮し、扉開放防止器具やガラス飛散防止フィルムを貼るといった対策も有効です。

 不安材料があると快適な生活は送れません。年末の大掃除に合わせ、冷蔵庫やテレビなどの家電、タンスや食器棚などの家具について、転倒防止策を確認しておくと良いでしょう。

(Hint-Pot編集部)

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