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「話には聞いたことがあるんだけれど…」 ポーランド人が「いったいなんなの?」と首をかしげた日本食とは
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日本を訪れる外国人にとって、日本食は旅の大きな楽しみのひとつです。自分の国ではなかなか味わえない、日本ならではの食材も魅力でしょう。初めて日本を訪れたポーランド人も、滞在中においしい日本食をたくさん楽しんでいるといいます。ただ、なかには挑戦できずにいるものもあるようです。いったい、何が気になるのでしょうか。
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「いつでも行きたい」と思っていた日本に初訪日
ポーランド出身で、現在はイギリスに住んでいるピートさん。今回が初訪日で、2週間の滞在を予定しています。最初の1週間は東京で過ごし、その後、大阪や京都、広島に行く計画です。
「仕事の都合で台湾にいたんだけれど、日本はいつでも行きたいところだったから、今回来たんだ」
念願の日本訪問を果たしたピートさんは、東京での滞在を満喫している様子。次の滞在地へ向かう前日には、おみやげに箸などを買おうと、下町情緒の残る谷根千エリアを訪れていました。
「納豆っていったいなんなの?」
東京で、日本食をたくさん堪能したとというピートさん。「おにぎりも好きだし、おいしかったのはつけ麺。東京で滞在しているのは和風のゲストハウスで、朝食はおにぎりとみそ汁が出てくるんだ。そこで食べたつきたてのお餅も本当においしかった!」と、すっかり日本食の虜になっているようです。
日本ならではの食体験を楽しんでいるピートさんですが、興味はあるけれど、試せていない食べ物があるといいます。
「まだ納豆は食べてない。話には聞いたことがあるんだけれど、納豆っていったいなんなの? 台湾では臭豆腐っていうのがあったけれど、その類になるのかな」
臭豆腐は豆腐を発酵させたもので、独特なにおいが特徴とされています。一方、大豆を発酵させた納豆にも強い香りがあり、苦手に感じる人も少なくありません。ピートさんも納豆に関心があるものの、少し戸惑いを感じているようです。
日本にはほかにも、海外では珍しい食べ物がたくさんあります。残りの滞在で、おいしいものにたくさん出合えると良いですね。
(Hint-Pot編集部)
