今週の日本列島は一時的に強い冬型の気圧配置となり、今シーズンで最も強い寒気が流れ込みました。そんな本格的な冬の嵐に見舞われるなか、「日本一寒い町」として知られる北海道陸別町の公式X（ツイッター）アカウント（@rikubetsu）が投稿した、衝撃的な気温と余裕を感じさせるコメントが話題になっています。

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陸別町は「滑り出し上々」と余裕のコメント

「陸別の今朝の最低気温は、マイナス24.7℃。今年1月5日に記録したマイナス24.6℃を更新して今年の最寒日となりました」

　そんな書き出しで陸別町が投稿したのは、想像を絶する厳しい寒さを示したものです。しかし、驚くべきはその後のコメント。これほどの極寒にもかかわらず、公式アカウントは「今冬の寒さは滑り出し上々ですね」と、まるで寒さを楽しんでいるかのようなポジティブな言葉で締めくくっています。

　北海道の東部、十勝地方の北端に位置する陸別町は「日本一寒い町」をキャッチフレーズとして積極的にPR。毎年2月上旬には「しばれフェスティバル」など、寒さを楽しむイベントも開催しています。この町ならではの寒さへの愛着とプライドから、こうした言葉が出たものかもしれません。

　現地の様子をとらえた1枚の写真には、突き抜けるような青空の下、雪に包まれた道の駅が写っています。「日本一寒い町」と書かれた電光掲示板には、目を疑いたくなる「ー24℃」の赤い数字が……。建物の屋根からはその寒さを物語るような、長いツララが垂れ下がっています。

　この投稿には、8000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ（返信）や引用リポストには、「さすが陸別。道民すら引いてしまう」「さすが陸別先輩貫禄が違います!!」「オホーツク寒気団　全力で仕事し過ぎる」「もうさすがすぎてスタンディングオベーションものです」など、その寒さに圧倒される人の声が続出しました。

　さらにはその気温の低さを冷静に分析する声も。「手持ちの防寒着では無理な温度帯です」「冷蔵庫の野菜室の温度が4度なので『冷蔵庫の中のほうが温かい』ということですね」など、その異常な寒さに驚愕する声も上がっています。

（Hint-Pot編集部）