Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

話題

「絶対にやめましょう」 電気ストーブのやってはいけない使用法 衝撃映像公開の経産省が注意喚起するポイントとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

便利な電気ストーブだが、使い方には注意が必要(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
便利な電気ストーブだが、使い方には注意が必要(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 空気が乾燥し、火災が発生しやすい季節です。身近な暖房器具でも、使い方を誤ると火事につながるおそれがあります。経済産業省・製品事故対策室の公式X(ツイッター)では、電気ストーブの使い方について注意喚起しています。

 ◇ ◇ ◇

「ストーブに落下したり、接触するおそれがあります」

 今回、【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策)公式Xアカウント(@kochijiko)が投稿したのは「電気ストーブ 可燃物接触」と題した動画。事故の原因となる“NG行動”や、気をつけるべきポイントを紹介しています。

 まず1つ目は、「ストーブの上で洗濯物を乾かさない」。動画では、ストーブの直上に干された洗濯物が「落下したり、接触するおそれがあります」と解説されています。接触したタオルがあっという間に燃え上がる衝撃映像とともに、「ストーブの上に洗濯物を干すのは絶対にやめましょう」と注意喚起。「電気ストーブは採暖用の機器です」とし、物を乾かす用途には適していないと呼びかけています。

 2つ目は、「取扱説明書を確認し、物から十分に離す」。ストーブのすぐ近くで暖を取ったり、椅子にかけた上着をうっかり近づけたりしてしまうと、衣服などの可燃物が発火するおそれがあります。取扱説明書に記載されている「物から離す距離」を確認のうえ、自分の動作も考えて、ストーブと適切な距離を保つことが大切です。

 3つ目は、「就寝時や、その場を離れるときはストーブを消す」。動画には、寝返りを打ってずれた布団がストーブに触れ、炎を上げて燃える様子も再現されています。また、起きているときでも、目を離した隙に可燃物がストーブに近づいてしまうことも。就寝時や、その場を離れるときは、必ず電源を切るよう呼びかけています。

 投稿は「安全第一で、心温まる冬を楽しみましょう!」と締めくくられています。寒い季節だからこそ、暖房器具の正しい使い方を再確認し、安全に冬を過ごしたいですね。

(Hint-Pot編集部)