日本の食文化は、その豊かさと質の高さで、世界中から注目を集めています。オーストラリアから訪れたカップルは、到着早々に味わって、母国との違いに驚いた料理があるといいます。いったい、どんな日本食だったのでしょうか。

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パウダースノーが魅力　4～5か月の長期滞在予定

　オーストラリアのゴールドコーストからやってきた、タイさんとマリアさん。タイさんは今年2月に新潟の妙高高原を訪れ、日本のパウダースノーに魅了されました。

　その感動を忘れられず、今回が初めての日本だというマリアさんとともに、再訪日を決めました。長野の白馬へ向かい、4～5か月ほど滞在する予定です。

「日本のパウダースノーは格別！　もう降っているって聞いているし、楽しみで仕方ないよ」

　そんなふたりが、到着早々に楽しんだのがラーメンでした。「ゴールドコーストにラーメン店はあまりないから、さっそく食べたの。寿司店はたくさんあるのよ」とマリアさん。

　オーストラリアは日本同様、海に囲まれた国でシーフードが豊富なため、寿司店は多くあるそう。一方でラーメン店はまだ少なく、ふたりにとって日本のラーメンは特別な食体験だったようです。

「オーストラリアで食べるよりもはるかに安い」

　ふたりがさらに驚いたのは、その価格でした。

「オーストラリアで食べるよりもはるかに安い。オーストラリアで食べたらたぶん、1杯40ドル（約4100円）くらいはする。日本でたくさん食べるしかないよ」

　タイさんは笑顔で話します。近年、オーストラリアでは物価が高騰しており、外食費も大きな負担となっているそうです。しかし、日本では1000円前後で本格的なラーメンを楽しめることに、ふたりは大きな驚きを感じていました。

　白馬での数か月間、スキーやスノーボードとともに、日本のおいしいラーメンも存分に楽しんでほしいですね。

（Hint-Pot編集部）