カルチャー
「信じられない。家族も許してくれないわ」 イタリア人女性がカルチャーショック 日本で大きな違いを感じた光景とは
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落とし物が戻ってくる確率の高さや、夜道の歩きやすさなど、日本の治安の良さに驚く訪日外国人は少なくありません。イタリアから初めて日本を訪れた女性もそのひとり。母国で夜に外出する際には、ある必需品が欠かせないと明かしてくれました。いったい、何を持っていくのでしょうか。
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「日本ではそんな雰囲気はなかった」
イタリアから、母のエレナさんとともに初めての日本旅行を楽しんでいるニキさん。18日間かけて大阪、京都、奈良、東京と、主要な観光地をじっくりとめぐる旅を楽しんでいます。
美しい風景や食事を満喫しているふたりですが、ニキさんがとくに日本と母国の違いを感じたのは夜間の様子でした。
「夜9時とかに街に出るときは、いつも催涙スプレーをカバンに入れて出歩くけれど、日本ではそんな雰囲気はなかった」
日本では身の危険を感じさせるようなピリピリとした空気がないことに、驚いた様子です。イタリアの都市部ではスリやひったくりへの警戒が日常的で、とくに夜間の女性の一人歩きには細心の注意が必要だといいます。
一方、日本の都市部では、深夜でもコンビニエンスストアへ買い物に行ったり、飲み会の帰りに一人で歩いたりする姿が珍しくありません。そして、正当な理由がなく、催涙スプレーをバッグなどに入れて持ち歩くことも禁止されています。
「深夜12時とか1時に1人で歩けるなんて信じられない。家族も許してくれないわ」
夜遅くに歩いている人がいる日本の様子に、良い意味でのカルチャーショックを受けたニキさん。日本では、無理のない範囲で夜の観光や食事を楽しみたいそうです。
(Hint-Pot編集部)
