寒さが厳しくなり、各地で雪が降り始める季節になりました。X（ツイッター）では、雪が大好きなはずの柴犬が、雪の中で突然動かなくなってしまった姿が話題になっています。いったいなぜ、進まなくなってしまったのでしょうか。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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雪に埋もれて進まなくなった柴犬

「進まないみたいだ……」

　そんなコメントとともに投稿された動画には、雪が深く積もったなかでじっとしている柴犬が映っています。飼い主さんは「頑張れ」と励ましの声をかけますが、柴犬はピクリとも動きません。雪が吹雪いており、寒さがひしひしと伝わってきますが、雪に顔や体をうずめたままです。

　投稿には2000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ（返信）や引用リポストには「埋もれちゃった？」「自分から突っ込んで『柴はもうだめです。助けてください』みたいな顔しないww」「主さんとナナさんで、救出頑張って、除雪しないとダメかな？」などの声が寄せられています。

「自ら新雪にダイブしたものの…」

　動画の主役は、9歳の赤柴「ぽち」ちゃんです。8歳の黒柴「なな」ちゃんと一緒に仲良く暮らしています。

　ぽちちゃんは新雪が大好き！　この日も自ら新雪にダイブしたものの、あまりの深さに驚き、進まなくなってしまったようです。

　ぽちちゃんがこうして止まってしまうことは珍しくありません。時には眠ってしまうこともあるのだとか。しかし、飼い主さんは毎回、寒さに耐えるのが大変です。このまま進むまで待っているそうですが、さすがに「寒いので早くしてぇ！」と本音が漏れました。

　今回の動画に、ななちゃんの姿はありませんが、ぽちちゃんより足が長いため、雪の中をズボズボと先に進んでいたそうです。その後、ぽちちゃんは無事にUターンし、圧雪された道へ進んでいきました。

　雪が大好きでも、深すぎて立ち往生してしまったぽちちゃん。今年の冬も、楽しく雪遊びができるといいですね。

○取材協力：2匹と田舎で生活中～（@pochi0821nana）さん

（Hint-Pot編集部）