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振袖着用時のNGポーズ 「ただ正面を向いて立つ」はダメ? 着物老舗店が教える美しい写真の撮り方とは
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来月に成人式を控え、前撮りや準備に忙しい人も多いのではないでしょうか。一生に一度の晴れ舞台、華やかな振袖姿を美しい写真に残したいものです。創業78年の着物店「鈴乃屋」は公式TikTokアカウント(suzunoya_official)で、振袖を着たときのNGポーズを紹介。美しく撮影するコツをアドバイスしています。
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「ただ正面を向くだけ」では魅力が半減
思い出に残すため、多くの場所でさまざまな写真を撮影する成人式。しかし、振袖の着用が初めてという人も多く、「どんなポーズを取れば良いのかわからない」と悩んでしまうこともあるでしょう。
鈴乃屋によると、振袖姿で避けたいNGポーズのひとつが「ただ正面を向いて立つ」こと。振袖は動きが制限されるため、つい真正面を向いて直立しがちですが、それでは振袖本来の美しさや着こなしの魅力が十分に伝わりません。
おすすめは、「少し横を向き手をそろえる」ポーズ。さらに「かかとを少し上げる」ことで、より美しいシルエットになるといいます。少し動きを加えるだけで「一気に垢抜け着物美人」になるとのこと。体を斜めに向けることで、振袖の柄や帯の結びがより立体的に見え、全体的に華やかな印象を与えられます。
帯を見せる振り向きポーズにも注意点が
また、華やかに結ばれた帯を写真に残そうと、振り向きポーズで撮影することもあるでしょう。しかし、動画では「ただ振り向くだけはNG」と注意を呼びかけています。
振袖を着る際、多くの人がファーのショールを着用します。振り向いた際、このショールが帯にかぶってしまい「せっかくの華やかな帯がショールとかぶって台無し……」と、魅力を損ないかねません。
そこで「ショールをはずして手に持っておくと、きれいに撮れるよ」とアドバイス。ショールを肩からはずすだけで、帯の美しさが際立ち、背中全体のバランスも良く見えます。手に持ったショールがアクセサリーのような役割を果たして、上品な印象に映るでしょう。
コメント欄には「参考にさせていただきます!!」といった声が寄せられています。ちょっとしたポーズの工夫で、より美しくなる振袖姿。一生に一度の特別な日を、素敵な思い出として残したいですね。
(Hint-Pot編集部)
