日本の魅力のひとつとして挙げられるのが、きめ細かく整備された交通網です。電車やバスは定時運行が徹底されており、都市間を結ぶ路線はもちろん、都市内の移動手段も幅広く整っています。こうした利便性の高さは、日本を訪れる外国人観光客からも高評価。メキシコから来日した男性も、日本の交通システムに心を打たれていました。いったい、どのようなところに感激したのでしょうか。

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「日本に恋して」3度目の訪日

　メキシコからやってきたオスカルさん。2016年に初めて日本を訪れた際、すっかり気に入って、今回が3度目の訪日です。家族4人で、2週間の滞在を予定しているといいます。

「日本に恋してしまったんです。美食や文化、すべてが素晴らしくて」

　そんなオスカルさんがとくに感銘を受けたのが、日本の交通網でした。

「都市間や、都市の中にある交通網の発達がすごい。時間通りにすべてが進んでいる。テクノロジーがうまく使われているし、係員やお客さんも丁寧で親切だ。教育が行き届いているんだよ」

　遅延が少ないだけでなく、数分の遅れでも謝罪のアナウンスが流れるなど、日本の交通システムは、外国人からすると目を見張るものがあるようです。

「なんの不安もなく電車やバスに乗って、日々の移動ができるのは大きいね」

　そう語りながら、オスカルさんはにこやかな表情を浮かべました。誰もが安心して移動できる環境は、旅行者にとって心強い存在です。3度目の訪日が、オスカルさんにとってかけがえのない時間になりますように。

（Hint-Pot編集部）