クリスマスやお正月など年末年始に、家族や友人と食卓を囲む機会が増える人もいるでしょう。その一方で、この時期ならではの“意外な困り事”もあるようです。牛乳メーカーの協同乳業（メイトー）が公式X（ツイッター）アカウント（@meito_kyodomilk）に投稿した呼びかけに、多くの人が共感と応援メッセージを寄せて話題に。創業156年の老舗食品メーカーも反応するなど、広がりを見せています。

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学校給食休止と店舗休業が重なる年末年始

「年末年始に牛乳を飲もう」

　メイトー／協同乳業【公式】が、そんな呼びかけとともに投稿したメッセージには、年末年始の牛乳をめぐる課題が説明されています。

「冬休みで学校給食が休止し、一部量販店の正月三が日の休業が重なることから、年末年始は一年のうちで最も牛乳の消費量が少なくなります……。一方で、冬場は牛乳の生産量が増えるため、積極的な牛乳の消費が必要です」

　学校給食は、牛乳消費を支える柱のひとつ。その給食が冬休みで休止になり、さらに一部の量販店が正月に休業することで、牛乳の販路が大幅に減少してしまいます。しかし、牛乳を生産する乳牛は休むことなく乳を出し続けるため、冬場は生産量が増える傾向にあるといいます。この需給のギャップが、年末年始の大きな課題となっているのです。

　この投稿には1万件を超える“いいね”が集まり、多くの反響が寄せられました。返信（リプライ）や引用リポストには「冷蔵庫に牛乳がないと不安になるくらい牛乳大好きです　年末年始は積極的に消費します！」「シチュー!!　グラタン!!　ポタージュスープ!!　液体だから体力落ちてても精をつけやすい　牛乳使おう!!」「寒いシーズンはホットロイヤルミルクティーやホットココアとかで大量に使うのよね～」など、牛乳消費を応援する声が相次ぎました。

　さらに、創業156年、“あんパンの元祖”として知られる木村屋總本店の公式Xアカウント（@kimuraya_1869）も反応。「牛乳とあんパンの最強コンビを、冬の朝ごはんやおやつに取り入れてみてくださいね」と引用リポストするなど、広がりを見せています。

（Hint-Pot編集部）