ねこの成長は驚くほど早く、生まれてから数か月で見違えるほど大きくなります。X（ツイッター）では、半年前は先住ねこよりはるかに小さかった子ねこが、今では体格が逆転するほど成長したことがわかる比較写真が話題です。1万件の“いいね”を集めた投稿について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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半年での成長に驚き

「こんなに大きさの差があったのに……

←半年前　現在→」

　そんなコメントとともに投稿された2枚の写真には、半年という時間の経過で大きく変わった2匹のねこが写っています。

　1枚目には、段ボール箱の上で向き合う2匹の様子が。左側にはどっしりとした体格の茶トラの成猫が座っています。右側には、段ボール箱の中にちょこんと座り、茶トラのねこを見上げるクリーム色の長毛の子ねこがいます。

　2枚目にも2匹が一緒に写っていますが、その様子は1枚目とまったく違います。爪とぎベッドの上に座る茶トラのねこは、変わらない体型で貫禄たっぷり。その横には、仰向けになったクリーム色の長毛のねこが。半年前は小さな子ねこでしたが、いまや茶トラのねこに迫るほどの大きさに成長したようです。

　この投稿がXで公開されると、1万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）や引用リポストには「たった半年での貫禄の差がすごい」「かわいい」「かわいさの差はないですね」など、成長スピードに驚く声が寄せられています。

ともに甘えん坊なちょこくんとチロルくん

　写真に写っているのは、茶トラで9歳の男の子「ちょこ」くんと、クリーム色で8か月の男の子「チロル」くんです。ともにブリーダー経由でお迎えされたそうですが、どちらも飼い主さんに対して、かなりの甘えん坊なのだとか。2匹に愛情を注ぐ飼い主さんにとって、今回の比較写真は驚くべきものだったそうです。

「毎日一緒にいるので、まさかここまで大きくなっているとは思わなかったのですが、比較写真を見たら想像以上で驚きました」

　そんな2匹の関係性ですが、飼い主さんによると「実は、2匹の仲はあまり良くない」のだとか。先住ねこにかなりかわいがられていたちょこくんは、「自分が一番かわいがられるべき」と思っているからなのか、チロルくんのお世話をしないどころか「ねこパンチをするなど、かなり塩対応」だといいます。

　一方、ちょこくんと遊びたいチロルくんは、ちょっかいをかけるものの、いつもやり返されてけんかになってしまうそう。それでも、飼い主さんは「いつか仲良くしてくれたらうれしいです」と願っています。

　飼い主さんは、ちょこくんとチロルくんをモチーフにしたLINEスタンプ「茶色い猫ちゃんたち」を制作。こちらでも2匹の愛らしい姿を見ることができますよ。

○取材協力：ちゃろこ（@necole_cc2）さん

（Hint-Pot編集部）