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どうぶつ

「拾った頃← →現在」 保護時に骨折していた黒ねこ 「足が不自由になる可能性」も克服 のびのび成長する姿が話題に

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

保護されたばかりのトトちゃん【写真提供:おすんしぃ(@oponpontotonton)さん】
保護されたばかりのトトちゃん【写真提供:おすんしぃ(@oponpontotonton)さん】

 保護されたねこたちが新しい家族に迎えられ、見違えるほど美しく変わっていく姿が、SNSで大きな話題になることもあります。X(ツイッター)では、そんな奇跡の変化を遂げた黒ねこが、12万件を超える“いいね”を集めました。弱々しかった保護時と、たくさんの愛情を受けた現在の姿を比較する投稿に、多くの人が胸を熱くしています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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保護された黒ねこのビフォアフ写真

「拾った頃← →現在」

 そんなコメントとともに投稿された2枚の写真。1枚目には、アスファルトの上にちょこんと座る、手のひらサイズの黒いねこが写っています。毛がふわふわとしていて、まだとても幼いようです。

 そして2枚目には、成長した黒ねこの姿が。茶色い椅子の上でのびのびと両前足を大きく伸ばし、豪快に寝転がっています。リラックスしきった表情は、拾われた当時とは“別ねこ”のよう。愛情いっぱいに育ったことが、手に取るように伝わってきます。

 投稿は、なんと12.1万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「大切に育てられたのがよくわかりますね」「幸せそうで何よりです」「どちらも愛おしい」など、多くのコメントが寄せられています。

公園の茂みで発見、保護されたトトちゃん

仲良く暮らす(左から)トトちゃんとそらじろーくん【写真提供:おすんしぃ(@oponpontotonton)さん】
仲良く暮らす(左から)トトちゃんとそらじろーくん【写真提供:おすんしぃ(@oponpontotonton)さん】

 黒ねこの名前は「トト」ちゃん。現在は、キジ白の男の子「そらじろー」くんとともに仲良く暮らしています。そらじろーくんは、里親さんから譲渡された元保護ねこ。愛情深い飼い主さんのもとで、2匹とも幸せな毎日を送っています。

 飼い主さんがトトちゃんと出合ったのは、気分転換で訪れた公園でした。休憩していると、黒ねこが1匹で「ピャー」と鳴きながら、公園内の茂みからヨチヨチ歩きで出てきたそう。それがトトちゃんでした。

「公園で保護して、そのままお世話になっている動物病院へ連れていきました。そのとき、生後1か月半くらいといわれ、目の色も子ねこ特有のキトンブルーをしていました。さらに、後ろ足が3か所折れていることも発覚しました」