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「日本はすごくしっかりしていた」 アメリカ人が障がい者への配慮に感動 どこでも「普通に見かける」光景とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

初めての新幹線に期待を寄せる、(左から)スペンサーさんとアレックスさん(スクリーンショット)
初めての新幹線に期待を寄せる、(左から)スペンサーさんとアレックスさん(スクリーンショット)

 日本の街中で当たり前に見かけるものでも、訪日外国人にとっては驚きの対象となることは少なくありません。日本を8回も訪れているほど、日本が大好きなアメリカ人YouTuberのジェイソンさん。東京駅を訪れた際、弟のスペンサーさんがあるものに気づき、その素晴らしさを語りました。いったい何を見つけたのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

駅の中で見つけた点字ブロック

 弟のスペンサーさんとその妻・アレックスさんとともに東京駅を訪れたジェイソンさん。小田原観光に向けて、新幹線の改札に向かう途中、スペンサーさんには何やら気になるものがあったようです。それは、視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)でした。

 ジェイソンさんが「これは点字ブロックっていうんだよ」と説明すると、スペンサーさんは「今、やっとこれが何か思い出した。そういえばレポートを書いたことがあって、いろんな国が障がいのある方のために駅でどういう対応をしているか調べたんだ」と、かつて自身が行った研究について語り始めました。

 そして「日本はいつも対応がすごくしっかりしていたよ」と、振り返ります。「これは視覚に障がいがある方が道をたどれるように設置されているんだって」と、点字ブロックの役割に感心しました。

 ジェイソンさんは、地方においても「普通に見かけるよ」と補足。日本では都市部だけでなく、地方の駅や街中でも広く設置されていることを伝えました。

日本ならではの配慮に感動

 点字ブロックは、凸状の突起によって足裏や白杖で感知でき、視覚に障がいのある人が安全に歩行できるよう誘導するもの。日本発祥の設備で、現在では世界中に広がっています。

 かつて、研究テーマとして障がい者対応について調べた経験があるスペンサーさん。日本で実際に点字ブロックを目の当たりにして、感動もひとしおだったようです。日本人にとっては見慣れた光景ですが、海外から見ると、その普及度や設置の丁寧さは際立っているのかもしれません。

 動画のコメント欄には、「点字ブロックをご存じとは。さすがです」「日本の良さをこんなにも楽しそうに伝えてくれて感謝」「日本を満喫してください」といったコメントが寄せられています。

(Hint-Pot編集部)