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「これってもしかして…」「壁登ってる」 タラコやイクラから発見された“糸状の物体” 身近な食材に潜むアニサキスに注意【2025年まとめ】

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

イクラの保存容器を壁登りする生命力に驚愕

イクラのしょうゆ漬けからはい出してきたアニサキスが話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
イクラのしょうゆ漬けからはい出してきたアニサキスが話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

○「イクラにもいるんだ」「なんつー生命力」うごめくアニサキスにネット震撼 料理研究家も衝撃「かなりビックリ」

「ちょっ待てよ!! 浸かり具合どうかなぁって冷蔵庫から出したら、サキスニキおるやん 危ねぇ」

 そんな驚きの声を添えた投稿も話題になりました。投稿者さんは、自家製のイクラのしょうゆ漬けを作り、冷蔵庫で保存していたところ、容器の上部を這い上がろうとする“糸状の生物”を発見。なんと、アニサキスが容器の側面をよじ登っていたのです。

 その様子を動画で撮影し、投稿すると「だから漬けたら一回冷凍するんですよー」「家庭用冷凍庫だと温度が低くないので48時間以上冷凍したほうがいいらしいですよ」など、驚きの声とともに有益な情報も寄せられました。

 料理専門学校で学び、主に日本料理を専門に20数年のキャリアを持つ投稿者さんは「サケをいただきイクラを掃除して漬けたんですが、あんなに時間をかけて水も何度も取り替えたのにアニサキスが出て来たことにかなりビックリしてしまったので投稿しました」と振り返っていました。

適切な処理で安全な食事を

 厚生労働省によると、アニサキスは魚介類に寄生する線虫の一種で、サバ、イワシ、カツオ、サケ、イカ、サンマ、アジなど幅広い魚種に寄生します。

 予防法としては、新鮮な魚を選び速やかに内臓を取り除くこと、生食する場合は目視で確認して除去すること、マイナス20度で24時間以上冷凍するか70度以上で加熱することが推奨されています。

 過度に恐れる必要はないものの、身近な食材にも潜む可能性があるアニサキス。正しい知識を持って対処することが大切ですね。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)