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「やってみると『やっぱりできない』ってことがときどきある」 デンマーク人が日本人のコミュニケーションで戸惑った理由とは
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日本人は、欧米諸国と比べて自己主張が控えめな国民性だといわれています。日本の大学に留学中のデンマーク人女性も、日本人とやりとりをしてその謙虚さを感じつつ、コミュニケーションで真意を掴みにくいと感じたようです。いったい、どのような表現だったのでしょうか。
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日本食が大好きで再び来日
デンマーク人留学生のエマさんは、日本の大学で国際政治を学んでいます。高校時代に交換留学で日本を訪れたことがあり、今回は5か月間滞在する予定です。
「また日本に来たいと思っていたのと、日本語を上達させたかったので希望しました」
普段は学校と寮の往復が中心ですが、鎌倉へ足を運んだり、温泉を楽しんだりと、日本で充実した時間を過ごしています。
戸惑った日本人の表現
「日本はすべてにおいて機能的で、手続きなんかもとてもスムーズ。順序や解決法がちゃんとあるからやりやすい」
エマさんは、システマチックな日本での暮らしに感動しているそうです。その一方で、日本人とのコミュニケーションに戸惑いを感じる場面があるのだとか。
「優しいからだと思うけど、日本の人は『ノー』と言わない。『これはできますか?』って聞いたときに『できない』とは言わなくて、『もしかしたら……』『たぶん……』と別の方法をなんとなく示されて、やってみると『やっぱりできない』ってことがときどきあるの」
相手を傷つけないようやわらかく伝えようとする、日本人の心遣いと優しさを理解しつつも、留学生のエマさんにとっては読み取りにくい場面もあるようです。「私が、『これはNOなんだな』って表現を、うまく掴めればいいんだけど」と、日本になじもうと努力しています。
日本語を磨きながら、異なる文化に適応しようと努力するエマさん。残りの滞在でも、充実した留学生活を送れるといいですね。
(Hint-Pot編集部)
