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メーガン妃 異母兄が「まず自分の家族に人道的な援助をするのが先決」と痛烈非難
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不運が重なりホームレス寸前という悲惨な状況にも音信不通
“王室引退”を表明し、現在はヘンリー王子、長男アーチーくんと一緒にカナダで過ごすメーガン妃。今後は独自のチャリティを展開していく一方で、「経済的自立」も目指すとしている。夫妻は先週、米国を訪れ金融大手とコネクションを作り、大金を稼いだと報じられている。そんな中、妃の53歳になる異母兄のトム・マークルさんが英メディアを通じて妹を非難。「ロイヤルの高みから慈善事業もいいが、まず自分の家族に対して人道的な援助をするのが先決だ」など語り、異母妹を責めた。
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英大衆紙「デイリー・メール」が報じたところによると、トムさんは現在、失業とパートナーとの別れが同時に起こるという不運が重なり、住居を失う惨状に置かれたという。
ただし、トムさんの場合は運よく年老いた母親の家に身を寄せることができた。そうでなければ「橋の下で暮らし、路上で金の無心をしていたかもしれなかった」と語っている。“ホームレス寸前”という悲惨な状況に置かれているにもかかわらず、裕福極まる妹とは音信不通。そこでメディアを通じて助けを求めたという形だ。
しかし一方で、記事によると、今回の“王室引退”に関しては「2人で好き勝手に生きたいだけだろう」と辛辣な意見を披露しており、メーガン妃との関係が完全に冷え切っていることも見て取れる。
こうした怒りのSOSは、メーガン妃の実父のトーマスさんも有名。加えて異母姉のサマンサさんもトーマスさんの言い分に同意し、メディア上でメーガン妃の「家族を無視する」振る舞いを痛烈に批判する。
このように身内からの攻撃は、“王室引退”で北米に移住し新たな道を模索中のメーガン妃とヘンリー王子にとって、イメージダウンにつながるだろう。しかも昨今、金融大手「JPモルガン・チェース」の投資サミットに招かれ、超破格のギャラでゲストスピーカーを務めたと報じられるなど、早速その「金満な活動」が注目された状況もある。
そこに異母兄から「困っている自分をまったく助けてくれない」という訴えが重なると、世間の印象も非常に悪い。裕福な妹に「生活の面倒を見ろ」という53歳の兄の存在も情けないとも言えるが、このような父方の家族に見える「身勝手さ」がメーガン妃自身の奔放な行動ともシンクロするのは気のせいだろうか。
ともかく、今後もこのメーガン妃と父方家族の確執が英メディアの格好の標的になるのは間違いない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)